1日12時間勉強した話
#365チャレンジ 【101日目】
秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。
このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。
第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。
まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。
1.はじめに
昨日100回を突破し、
本日から気持ち新たに
とは思いつつも
やることはまったく変わりません(笑)
関東以南?以西?は
真夏日となっているにもかかわらず、
秋田県は大雨です。
関東で降るはずだった雨が
全部北東北に降っているのでは?
と錯覚してしまうほど
雨が止みません。
こうなると本格的に欲しくなるのは
洗濯乾燥機。
この時期だけでもいいので
家にほしいとつくづく感じます。
まぁ私は洗濯はしていないのですがね…
奥様、いつもありがとう🙇
本日もよろしくお願いします。
2.1日12時間勉強した話
今日は塾長の過去のお話です。
「すげーだろ」と
マウントを取りにきた話ではありません。
むしろ
「お前アホやなぁ」という話です(笑)
現在、塾長として
偉そうにやらせていただいておりますが、
高3の時の塾長は本当にアホでした(笑)
受験当日のおバカストーリーは
こちらでも紹介しておりますが、
今日はそこに辿り着くまでの話です。
高校3年生の塾長
時はさかのぼり2000年10月、
塾長が高校3年生の時。
普通であれば、受験直前期、
勉強をサボっている高校3年生なんて
いるわけがないタイミングです。
ワカマツ塾長はその時、何をしていたか。
友達の家で麻雀をしておりました(笑)
友達との会話の中で
「卒業した後どーすんの?」
と当然なります。
「就職するよ。」
「専門に行く」
みんなそれぞれ決まっているんです。
では塾長は?
それまでは”なんとなく”大学に行く、
と思っていました。
むむむ???
いやいや待て待て、
こんなところでこんなことをしてる奴が
大学に行けるわけなくね…と気づくんです。
もう一度言います。
高校3年の10月です(笑)
その時の塾長の学力をお伝えすると、
全科目等しく偏差値40くらいです。
ここから塾長、
後が無い状況に追い込まれます。
12時間勉強した話
塾長は横浜に出て、
一人暮らしをしたい、
という願望があり、
絶対に成し遂げたい目標でした。
なぜなら横浜がカッコよかったから(笑)
その時点で思慮が浅い、というツッコミは
ガン無視して進みますね(笑)
横浜の大学を探すと、
国公立大学では
・横浜国立大学
・横浜市立大学
がありました。
ですが、
調べれば調べるほど落ち込みます。
どちらも偏差値60前後が必要だったんです。
国公立大学ですから
全科目勉強しなければならず、
残り時間を考えたら
合格するのは奇跡に近い話でした。
担任の先生とも相談して
私立大学の受験を薦められます。
私立大学であれば、
塾長は工学部志望だったので
数学・物理・英語、3科目の受験で済みます。
ここが人生の転機の一つだと
自分では考えていますが、
両親に頭を下げてお願いしました。
両親と人生について
ちゃんと話をすることは
生まれて初めてのことでしたので
どうなるのか、もうドキドキです。
私立大学は当然のことながら
お金がかかります。
行くなら国立、と言われていましたので
私立大学に進学することをお願いするのは
とても心苦しいことでした。
「頑張りなさい」
無理なお願いをすんなりと承諾してくれた
両親には感謝しかありません。
このことがきっかけで
ようやく自分に覚悟ができました。
あとは勉強するのみです。
当時の塾長の
勉強スケジュールを紹介します。
7:00~7:30 朝食
8:00~12:00 勉強① 数学(4h)
12:00~13:00 休憩
13:00~15:00 勉強② 数学(2h)
15:00~17:00 勉強③ 物理(2h)
17:00~17:30 休憩
17:30~19:00 勉強④ 物理(1.5h)
19:00~21:00 夕食・風呂・休憩
21:00~23:30 勉強⑤ 英語(2.5h)
0:00 就寝
毎日こんな感じで過ごしていました。
とにかく数学と物理をやりまくりました。
今はすでに時効と思われるのでお話しますが、
実は塾長、
勉強をするために学校をサボっていました。
学校ではなく家や図書館で勉強していました。
なぜなら学校の授業は
国公立大学受験のための内容だったので、
塾長にとっては正直に言って
無駄な時間だったんです。
最初、
何も言わずに学校をサボっていたので
流石に担任から連絡がありました。
事情を説明したところ
納得(?)してもらいました。
こんなことが許されたのは
あまりに塾長が勉強をしないものだから、
すでに諦められていたという可能性も
否定はできませんが(笑)
ただ自分のわがままを許してくれた
親といい、高校の担任といい、
大人に恵まれていたとつくづく思います。
でも、この経験から知ったことは、
学校の授業はサボらずに
受けた方が絶対に良いということ。
学校の授業は間違いなく受験に役立つと
この仕事をし始めてから実感するからです。
良い子は真似しないでね。
10月〜12月までの3ヶ月間、
この生活を続けたところ、
数学と物理の偏差値が
40→55まであがったのです。
英語は50止まりでしたが…
最後の方は、
問題が解けること、
点数を取れること、
偏差値が上がること
が、とても楽しくなっていたので
受験勉強をなぜもっと早く始めたかったのか、
後悔はしましたが、全ては自分のせいです。
今となってはそんな後悔を
子供たちにはして欲しくない、という
自らの体験からの思いが
今の仕事の責任感に変わっています。
そしてセンター試験当日のお話は、
以前の記事の内容につながるわけです。
1日12時間勉強する、ということを
子供たちに伝えると
「絶対無理」と思う人がほとんどです。
しかし、
勉強する目的が明確で、
本人の覚悟ができてさえしまえば
不可能なことではありません。
最後に
やるかやらないかは自分次第です。
そんな生徒の背中を後押ししてあげるのも
塾の仕事である、と考えています。
3.今日の名言
ウダウダ考えるのではなく、
やれ!ってことですね。
わかりやすく、シンプルです。
人間は考えることができる分、
あれこれ考えてしまうのが弱点です。
もっとシンプルに
やるか、やらないか、
これだけだと思います。
4.あとがき
最後に塾の宣伝を。
当塾では
公式LINEアカウントを用意しています。
・勉強のお悩み
・受験相談
・勉強計画の相談に乗ってほしい
・子育てのお悩み
色々とお答えしております。
以下のリンクよりお友達登録の上、
お問い合わせください。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
明日は
「中高一貫校のメリット・デメリット」です。
勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」