vol.1024 漢字を書こうとしない子供に起こること
#365チャレンジ 【1024日目】
秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。
2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。
塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。
書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。
ブログが気になるという方、
フォローもぜひお願いします。
塾に興味がございましたら
公式LINEアカウントのフォローもお願いします。
1.はじめに
また、ショッキングなニュースが…
大学受験を直前に控えたこの時期に…
40年以上も続いていた歴史のある予備校が、
突然こうなってしまうのですから、
塾長もなんとも言葉が見つかりません。
もちろん一番の被害者は、
予備校を利用していた生徒たちです。
金銭的な問題も心配ですが、
それよりも受験間近で精神状態は大丈夫か、と。
通っていた生徒がかわいそうだとは思いますが、
塾の経営に携わる塾長としては、
経営側の苦しい思いもわかるだけに、
なんとも複雑な気分です。
塾業界では淘汰が始まっていることを、
改めて実感いたします。
そもそも塾は、やろうと思えば、
それほどリスクを負わずに
始めることのできる事業でもありますから、
数も多くなりがちで、共存も簡単ではありません。
結局は生徒の奪い合いになってしまいますから、
本音を言えば、
ライバルが脱落していくのを見ることは、
残念でもあり、チャンスも感じてしまう。
少子化、日本の縮小が本当に怖いですね。
明日は我が身、引き締めてまいります。
本日もよろしくお願いします。
2.漢字を書こうとしない子供に起こること
漢字を書くことが億劫で、
書くことができる感じすらもひらがなで
書こうとする子供たちを一定数見かけます。
特に男の子に多く見かける気がします。
今日は、漢字で書こうとしない子供が、
それを続けると起こることについて、
まとめてみます。
生徒たちが問題を解いている姿を見ていて、
ひらがなばかりで解答用紙を埋める、
中学3年生の男の子。
もちろん、木や田など、
画数の少ない漢字は書くのですが、
それ以外の漢字は全く書こうとしないんです。
「なんで漢字で書かないの?」
「え、面倒くさいし、秋田県の高校入試では、
ひらがなで書いても正解になると聞きました。」
「…いや、それはそうなんだけどさ…」
この会話、この仕事を始めてから10年以上、
毎年誰かしらとしている気がします。
おそらくその生徒にとっては、小学校から、
この習慣は続いていたと思われ、
とにかく漢字を書くことがめんどくさいから、
なるべく書かないように、楽できるように、
こう考えているのでしょう。
ここで塾長、あることに気づいたんです。
あれ、漢字を書かない子供たちって、
ちゃんと漢字を書いている子供たちに比べて
国語の成績が明らかに劣っているんじゃないか。
塾長調べではありますが、
数学や英語の点数がそれほど変わらない生徒でも
国語のテストにおける点差が、
15〜20点ほどついてしまっているんです。
具体的なテストの内容に目を向けると、
漢字の読み書き、これはもちろん差がつきます。
さらに作文。
これも漢字を書かないことにより減点。
そして、何より危惧するのが、
文章読解の解答とのズレがひどいことです。
自分で漢字を書こうとしないわけですから、
文章中でも読めない漢字、知らない言葉が多く、
その文章がどんなことを言わんとしているのか、
把握することが難しいと感じているようなんです。
当然、文章を読んでもよくわからないわけで、
そうなると「雰囲気」で解くしかできなくなります。
国語の文章読解が上達する上で、
最も大事な要素は「解答の根拠」です。
なぜその選択肢が最適なのかは、
必ず文章中に根拠が隠れています。
雰囲気で解いていると、その根拠を確認しないまま、
自分が良いと感じた選択肢を選びますから、
それでは設問者の意図に応えている、とは言えません。
文章読解力の低下は、
国語だけでなく、他の科目にも影響が出ます。
それは、問題のレベルが難しくなればなるほど、
顕著になっていきますから、
それだけ日頃から漢字をきちんと書くことは、
しなければいけないことなんです。
お子様はどうでしょうか、
きちんと漢字を書けていますか?
今日は漢字を書こうとしない子供に起こること、
についてまとめてみました。
参考になれば幸いです。
3.今日の名言
怒った後こそ、前向きになれる言葉で締めないと、
子供をしゅんとさせて終わりです。
4.あとがき
最後に塾の宣伝を。
当塾では
公式LINEアカウントを用意しています。
・勉強のお悩み
・受験相談
・勉強計画の相談に乗ってほしい
・子育てのお悩み
色々とお答えしております。
以下のリンクよりお友達登録の上、
お問い合わせください。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
明日は
「子供のLD(学習障害)に向き合う」です。
勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」