ウィルスに対抗する免疫を落とさないための基本、誰もができる事とは・・
愛媛県、松山市の漢方自然薬わかまつ
ダイエット、不妊相談、体の健康をサポートする
カウンセラーの新岡和哉です
感染が拡大するコロナウィルス
仮にウィルスに被ばくしても免疫が強い人は軽症で済むだろうといわれてますよね
だから、自分の免疫力を少しでも上げたい、落としたくないと
誰もが思っていると思います
そもそも「免疫」って何なんでしょうか?
ウィルス、細菌などの敵から体を守って戦ってくれる存在と
イメージされている方がほとんどではないでしょうか。
実は「そういう敵と戦うという働き」は免疫の仕事の一部にしか過ぎません。
免疫の仕事の総量からすると15~20%くらいなんです。
ではあとの約80%はどんな仕事をしているのでしょうか
答えは、掃除
私たちの体の中では毎日2000億個くらいの古い細胞が死んでと新しい細胞が入れ替わっています
でも古い死んだ細胞はどこにいくのでしょう?
当然その死骸ができるわけです。
その死骸の掃除をするが免疫のお仕事なのです。
実際にその役目を担うのが白血球中のマクロファージという免疫細胞で、
これが細胞の死骸を食べていくのです。
さらには私たちの体には細胞の死骸以外にもたくさんのゴミが毎日体の中に出来ています。
例えば
血液中の中性脂肪、
痛風のもとになる尿酸結晶、
コレステロールの塊、
血糖の高い人は糖結晶などゴミとなるものはいろいろ出来るわけです。
それらのゴミ掃除もマクロファージが食べて処理しています。
免疫の働きの大半80%は体の中のゴミ掃除をしているゴミ回収車みたいな役目といっていいでしょう。
そしてその残りの20%くらいでウィルスやばい菌、ガン細胞などの敵から体を守る兵隊のような働きをしています。
では体を守る「免疫力」を弱くしてしまうには? 強くするには?
答えは
「掃除しなくてはならないゴミの量を増やすか、減らすか」
ゴミが増えれば免疫の掃除する仕事は増えてしまい、
80%のどころか90%の力を費やして掃除の仕事をしなくてはならなくなり、
ウィルスと戦う働きは20%でなく、
10%もへたするとそれ以下でしなくてはならなくなります。
これが免疫が弱った状態というやつですね。
コロナウィルスでも糖尿や高脂血症など持病のある方が免疫が弱いから
より注意しないといけないというのは、ここに理由があるんです
健康な方より、免疫が掃除の仕事量が多くなり、ウィルスと戦う戦力が少ない
そして基礎疾患のある方はもちろん、
私たち全員が掃除しなくてはならないゴミ増やしをする最大の原因はなんでしょう
答えは・・食べ過ぎ、
それも体の中で栄養よりもゴミになってしまうものが多い食べ物を多く食れば食べるほどにその負担はかかってしまいます。
実際風邪をひいて熱が出たりした時、食欲は落ちますよね。
それは体を守るために免疫が働かなくてはいけない時に
掃除しないといけないゴミを増やさないために
体も胃腸の消化能力を落してコントロールしようとしているわけです。
免疫を落とさないためには、睡眠と休息も大事ですが、
何よりは、食べすぎないこと
暴飲暴食になるような飲み食いをしないことは、
免疫を落としたくない今、基礎中の基礎です
そして誰もができることですよね