ダンジョンの最下層

下へ下へと進んでいく過程で
いろいろ身につける

切り花を花瓶に刺してお手入れをしたり
部屋のリビングにベッドを置いてみたり
欲しいと思ったものを好きなだけ買ってみたり
美容院やマッサージに行ってケアしてみたり
誰にも読まれない前提でnoteに気持ちを綴ってみたり
興味のあることを体験してみたり

自分のわがままをひとつずつ叶えていく

案外簡単に叶ってしまう
いつの間にか我慢しなくてもいいことまで我慢していたらしい

自分ばっかりこんなに幸せでいいのだろうか

ダンジョンの最下層へ向かっている途中に思う
好きなだけダンジョンに潜っている事が許されている
誰に急かされるわけでもなく気のむくままに過ごすことを許されている

恩返し出来るとすればちゃんと幸せを感じること
許された時間で幸せなタネをたくさん見つけて地上へ持って帰ること
そしてそれをちゃんと育てること

私の幸せを考えてくれる人がいること
こんなに幸せなことはない

周りに迷惑をかけたくないのなら
配慮はしても遠慮はしないで
自分で自分の価値を下げないで
自分で自分を満たすこと
そしてそれを溢れさせて周りも潤したい

限界まで頑張れた私もすごいけど
お願いだから自分で自分を傷つけないで
誰よりも大切に大切に扱って
潤して磨いて魅了して