雑感:遊戯王は不滅です
どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。
どんな人間でもいつかは生命としての終わりである死を迎えます。それは一時代を築き上げてきた方でもです。
『遊戯王』が最初テレビ朝日放送系でアニメ放送されていた頃からの遊戯王ファンで、私と同じぐらいの年代の人たちにしてみれば恐らく青春の1ページであった遊戯王の作者高橋和希先生が亡くなられたというニュースに接し、えっ...と思ってしまいました。まずはご冥福をお祈りします。亡くなられた背景についてはニュース報道に委ねるとして、その上で遊戯王についてをテーマに書いてみたいと思います。
1.遊戯王とは?
読者の中には『遊戯王』って何?という方ももしかしたらいるかもしれませんので、Wikipediaの引用になりますが簡単に書きます( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E2%98%86%E6%88%AF%E2%98%86%E7%8E%8B )。
気弱でいじめられっ子だった高校生、武藤遊戯。古代エジプトより伝わる闇のアイテム「千年パズル」を解いたことを発端として、心の中に別人格であるもう1人の遊戯(闇遊戯)を宿す。この人格が正義の番人となって、悪人に「闇のゲーム」を執行し、そのゲームに負ける、またはルールを破った者に恐ろしい「罰ゲーム」を与えていくというダークファンタジーおよびダークヒーロー(アンチヒーロー)の要素を持った物語。
そして作中の中で登場したマジック&ウィザーズは後にデュエルモンスターズという名前でカードゲーム展開がなされ、2009年4月末に225億8770万枚に達し、世界で最も売れたトレーディングカードゲームとなったとしてギネス記録に認定されました( https://animeanime.jp/article/2009/08/09/5105.html )。また、冒頭で記載しましたテレビ朝日放送系でのアニメ放送からテレビ東京系でのアニメ放送に変わってもなおアニメ放送シリーズは形を変えながらも今も続いています。
2.遊戯王の魅力
ここからは私なりに想う遊戯王の魅力を書いていきます。大きくは2点の魅力があると私は思います。
2-1.カードゲームを介して展開されていくRPG感
どのシリーズにおいても、作中において色んな形で仲間になっていきストーリーが進む過程で敵やライバルが現れ、そいつをカードゲームを介して負かしていくという従来のRPGとは風変わりなRPG感があり、そして仲間となっていく過程におけるキャラクターの波乱万丈感がドキドキしました。
アニメ放送の一番最初となる遊戯王(テレビ朝日系),遊戯王デュエルモンスターズ(テレビ東京系)で登場する主人公の遊戯は今風でいう陰キャのような弱弱しい感じのキャラ設定で、遊戯が千年パズルを完成させる事で宿すこととなったもう1つの人格である闇遊戯は対の性格です。この2人がお互いを高め合い最後は敵として戦う過程で主人公の遊戯が強さを身に着けた事を実感していくという流れは、まさしくRPGを彷彿とさせる部分でもあり、一般的なRPGだと武器を用いて戦闘する場面があるイメージだと思いますが遊戯王においてはそれがカードゲームを介して展開されているという点も今想うとなかなかに斬新だったと思います。
2-2.共通言語として浸透したカードゲーム
漫画連載・アニメ放送初期の遊戯王を基準とするとカードの種類が格段増えたのは間違いないし、今現在は遊戯王OCGをより始めやすいよう間口を広げる意味合いとしてラッシュデュエルという新たな形態も生まれましたが、こうしてYouTubeに挙がっている遊戯王OCG関連の動画を並べてみても分かるように、一種の共有言語としてこのカードゲームが浸透しているのが分かります。また、カードゲームは端末を介してゲームとしても遊べるようになっていて私も遊戯王デュエルリンクスというアプリゲームで遊んでいます。
3.おわりに
間違いなく遊戯王はエンタメ史・アニメ史・ゲーム史において大きな足跡を残した最高の作品・コンテンツであると私は思っています。これからも可能な限り遊んでいきたいと思います。
高橋和希さん,ありがとうございました。