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若井のフィクション日記 No.13「この世界はトゥルーマン・ショーなのか?」
皆さんはトゥルーマン・ショーを見たことがあるだろうか?
私は遠い昔に1度見たことがある。
詳細までは思い出せないが、名作であることは間違いない。
誰もが一度は考えたことがあるコンセプトの映画である。
簡単に言えば「主人公の生活全てがテレビ制作局によって演出されており、またそれらが放送されているものの、主人公はそうとは知らずに生活している」状態を描いた映画である。
誰しも「もしかして自分は作られた世界で生活しているのではないだろうか?」と考えたことがあるだろう。
まさにそれを描いた映画と言って良い。
トゥルーマン・ショーの主人公は、その状況に気付き、新たな展開を迎えていく。
ただ、私たちは「この世界の演出者」に気づいたことはない。
もし気づいたのだとしたらおそらく宗教に目覚めたか、何かしらの病気を発症しているので病院に行くことをおすすめする。
私も例に漏れず、この世界は誰かに演出されているのではないかと考えたことがある。
ただその度に、それにしては面白くない世界設定だなと思ったり、展開が単調過ぎて飽きないか?と思ったりして、考えるのをやめる。
ただそう言う思考を続けることもクリエイティビティを高めるには重要なのかもしれない。
おそらく世界の演出者たる存在はいないので、自分自身の演出を出来るのは自分だけである。
それならば、なるべく面白い話になるように演出したいものだ。
それこそ自分でお金を払って見たい映画になるくらいに。
若井俊頼
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