日本人が知らない日本人No.12
リヤカーマンこと永瀬忠志(ながせただし)さん(クレイジージャーニーに登場)
41年間リヤカー牽いて地球一周などの偉業を成し遂げた!
1975年、大学在学中の19歳のとき、日本徒歩縦断に挑戦し、見事3200キロの道のりを踏破。
これを皮切りに、1978年からは、リヤカーを牽いて世界一周に乗り出します。
2005年、ふたたび日本徒歩縦断に乗り出し、総踏破距離が43000キロに到達。
地球一周が約40000キロですから、まさに「地球一周以上」を歩き続けたことになります。
同年、ただ距離を歩くだけでなく、旅先での人と人とのふれあい・交流を大事にするこの姿勢が評価され、永瀬忠志さんは植村直己冒険賞を受賞します。
永瀬忠志さんが冒険を始めたきっかけは
小学校4年生のとき、上級生に誘われて20キロくらいの小さな自転車旅行に出掛け、そこで見たこともない風景や、暖かい人たちに出会った経験が、旅好きになったきっかけだそうです。
高校生の時は、3日かけて島根から大阪に自転車で行ったりもしたそうです。
さらに大学1年生の時、自転車で日本一周。
大学2年生の夏には徒歩で日本縦断に挑戦します。
ちなみに、リヤカーを牽くようになったのは、このときスタート地点の北海道でたまたま中古のリヤカーを見かけて、持ち主のおじさんに譲ってもらったのがきっかけだったそうです。
大学3年、4年間のアルバイトでお金を貯め、1978年にオーストラリアに発ち、4200キロを横断。
これを皮切りに、アフリカ、韓国、スリランカ、台湾、ジャワ島、マレーシア、インド、フィリピン、モンゴル、タイ、中国、南米大陸など、世界各地をリヤカーを牽いて歩く旅をするようになったのです。
そんな永瀬忠志さん、もう還暦を過ぎていますが、いまだにアメリカ・デスバレー縦断180キロという過酷な旅を自らに課しています。
どこまで行くのか、今後の永瀬忠志さんに注目です❗️