「くるぞくるぞ」
そう思いながらクリックしてくれた優しい方もいらっしゃると思います。
そうなんです。
8月4日を 「は(8)し(4)の日」と制定する動きがございまして、本年行われたかは確認していませんが、赤坂の日枝神社や蔵前の鳥越神社など各地で「箸供養」の催事が行われる日でございます。
僕たちが行っている事業も「箸」に深く携わっている関係で強く意識している日でございます。
そんな日ではございましたが、「ああ、今日は箸の日だったなア・・・」と呟き、日中あちこちに顔を出し、仕事をして、帰宅して愛息とお風呂に入り、あたたかいご飯を食べて、寝た。
そんなありふれた1日でございました。
「なーんだ、特別なことをしていないじゃないか」
その通りなんですけど、今年はいつもと違っていました。
ありふれたような1日、ありふれたような行動のひとつひとつが愛しく思えたんです。
現在の状況ではそれなりの規模の催事をすることは叶いませんが、箸の日である8月4日が、当たり前のように食事が出来ることに改めて感謝をする日。
この日は意識的に「いただきます」って日本や世界のあちこちで言ってくれる人が増えるのであれば、箸屋冥利に尽きるなあ・・。と私は思います。
埋もれてしまっている宝石がたくさんあるように思います。文化だったり、製品の場合もあるけれど一番は人間の可能性です。見つけて、発信してよりよい世界を共に生きましょう。