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スーパーのお惣菜でクリスマス


我が家のクリスマスパーティーは23日の土曜日に行われました。

といっても、お洒落なレストランに行くわけでもなく、
豪華な料理をするわけでもなく、
近所のスーパーでピザやチキンを買って、節約&時短クリスマス。


以前、夫と趣味嗜好が違い過ぎるということを記事にしたこともありましたが、
クリスマスのあれこれに関しても、今日くらいは特別な雰囲気の中で贅沢したい!という夢見がちな私と、
「わざわざ割高な繁忙期に出かけることないじゃん」とか言っちゃう超現実主義な夫。

毎年、どちらかというと夫の意見が採用されていて、ロマンチックなクリスマスを過ごすことは、諦めています。(諦め、というと言葉は悪いかもですが・・・)


スーパーのお惣菜でも、二人で食べれば幸せ・・・
確かに、それも事実なんだけど、お洒落なレストラン・バーとか、イルミネーションとか、アクセサリーのプレゼントとか、そういうベタなものが本当は大好きな私は、少しの物足りなさを感じながら過ごしました。


ふと目に入ったのは、鴨肉のローストが3切れだけ載った、半額のサラダ。
買い出しのとき、私はカゴに入れた覚えはない・・・
ということは夫が選んだもの。

家に野菜があるのにサラダを買うなんて、「コスパ」の悪いことを夫がするなんて、何でだろう、と思い「サラダ、買ったの?」と聞くと、
「〇〇ちゃんが喜ぶかなって」と夫が言いました。


言葉を選ばなければ、「安っぽい」千切りキャベツの上に載った、薄~い鴨肉。

「いやいやいや、そういうことじゃなくって・・・」
とツッコミたくなる気持ちをおさえながら、数年前のクリスマスに、二人で鴨肉のローストを食べたことを思い出しました。

私が「クリスマスっぽい」と言って喜んだことを、覚えていてくれたのかもしれません。


夫なりの気遣いと優しさに感謝し、「ありがとう」と言った自分がいました。


自分の本当にしたいこと、好きなことを分かっていて、それを手に入れようとすること。
相手が期待通りのものを与えてくれなくても、目の前にあることに感謝して受け取ること。

そのふたつのバランスが大事なのかな、なんて感じた、今年のクリスマスでした。

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