30代に警告!これから戦うのはオンリーワンを磨き上げたZ世代
少し過激なタイトルですが、ここ最近多くのZ世代の話を聞く中で30代の私が感じた危機感についてお話しします。
学生との対話を通して感じた危機感
先日、大学生と座談会する機会がありました。
その中で感じたのは、彼らがいかに「自分」について深く理解し、「オンリーワン」への固執にも近い思いを抱いているということです。
Z世代は最近流行りのMBTIなどの性格分析も身近で、自分の強み・弱みを客観的に捉え、開示し、さらには将来の選択に生かすということが当たり前になっています。
またZ世代はSNSネイティブでもあり、幼少期から起業家やインフルエンサーといったロールモデルに触れる機会が多く、自分自身でビジネスを創出したり、複数の収入源を持つことが当たり前となっています。
事実、先日話を聞いた学生は、起業や投資、スタートアップでのインターンシップなどを1年生の内から経験している人が少なくありませんでした。
Z世代はオンリーワンへのこだわりが強い
Z世代は、自分のやりたいことに対して非常に敏感です。そして、その実現のために、自分だけの付加価値を高めようとします。
売り手市場と言われる就活においても、彼らは企業を選ぶ側。自分の強みを活かせるか、成長できるかといった視点で企業を比較検討します。
30代が直面する課題
一方で、30代は、就職難を経験した世代です。
そのため、一度入った会社を辞めることへの抵抗感や、やりたいことを後回しにして就職活動を進めたという人も少なくありません。
特に、家庭を持つとなると、選択肢はさらに狭まってしまいます。
自己PRに関しても、Z世代に比べると控えめな傾向にあります。また、自己分析も、就活以来行っていないという人も多いのではないでしょうか。
Z世代との共存、そして競争
これから社会で活躍していくのは、間違いなくZ世代です。
彼らとの共存、そして競争を勝ち抜くためには、私たち30代もの私たちも変わらなければなりません。
30代が今、やるべきこと
私たちの世代がZ世代に比べて劣ってるという話をしているわけではありません。
10年前と比べたら様々な経験を通して、スキルや知恵を習得し、価値観や考え方、関わる人々も大きく変化したのではないでしょうか。そしてきっとより深みのある人間へと成長しているはずです
今こそ自分の強み、経験、そして将来のビジョンを見つめ直し、それを言葉にし伝えられる形にしていく、
そうすることで自分の市場価値を高めることができるはずです。
Z世代に負けない「オンリーワン」を目指し、自分らしい人生を歩んでいきましょう。