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後悔したくない人へ。自己分析を深層心理までおこなうメリットと方法

自己分析ステップ2:あなたの心の奥底を探求する!


前回の記事では自己分析を通して、あなたのモチベーションを上げるキーワードを8つ導き出しましたね。

今回は、さらに一歩踏み込んで、あなたの心の奥底にある「本当にやりたいこと」「本当に求めていること」を探求しましょう。

そのためには「内なる動機」と「潜在的欲求」を見つけ出すことがマストです。


▼まだ基本の自己分析をしていない方はこちら



内なる動機と潜在欲求ってなに?

内なる動機(内発的動機)とは

自分自身から湧き出るモチベーション です。
興味、好奇心、達成感 など、行動そのものから喜びや満足を得ようとする動機です。
長期的なモチベーション につながりやすく、自発的な行動を促します。

対義語には外的動機(外発的動機)があります。
外部からの報酬や罰によって行動を促されるモチベーション です。
お金、評価、地位 など、行動の結果得られるものによって動機づけられます。
短期的なモチベーション につながりやすく、外部の要因に左右されやすいものです。

潜在欲求とは?

「潜在欲求」とは、自分自身も自覚していない深層心理にある欲求のことです。意識の奥底に隠れており、普段の行動や選択に大きな影響を与えているにも関わらず、自分では気づきにくいのが特徴です。

対義語には顕在欲求があります。
顕在欲求とは、意識的に認識している欲求のことです。日常生活の中で、具体的な目標として設定しやすく、達成感を得やすい欲求と言えます。


なぜ内なる動機と潜在欲求を理解する必要があるのか


多くの人は進路や就職先、キャリアプランなどを考えるときに外的動機や顕在欲求だけに従って行動しているように見受けられます。
たとえば、今の仕事にやりがいを感じられず他の道を考えるとき、転職サイトに登録して、収入や業務内容などなんとなく条件を決めて選んでしまうと言った感じです。
そうしたとき、希望した会社や異なる道を選択して進んだのに、結局満たされない気持ちになる可能性が高いのです。

「内なる動機」と「潜在欲求」を理解することは、自分らしい人生を送る上で非常に重要なのです。

あなたの「心の声」に耳を澄ませる3つの方法

前回のワークシートで「あなたのモチベーションを上げる8つのキーワード」を導き出した方はぜひ、次のステップとして下記3つの方法を試してみてください。

①なぜなぜ分析で深掘りする

1人でやる場合はこちらを試してみましょう。

例)モチベーションを上げるキーワードの1つが 「新しい仕事を始める」の場合

なぜ新しい仕事を始めることでモチベーションが上がるのか?
→新しい環境で自分の能力を試したい、成長したいから。

なぜ自分の能力を試したい、成長したいのか?
→認められたい、評価されたいから。

なぜ認められたい、評価されたいのか?
→自分の存在価値を感じたい、必要とされたいから。

なぜ自分の存在価値を感じたい、必要とされたいのか?
→自分は特別で唯一無二の存在だと認められたいから


このように、深層心理を探求することで、本心から求めているものが明確になります。

こちらの例の場合、単に新しい仕事に挑戦するというだけでなく、異業種や異なるスキルを持つ人が集まる職場を選ぶことで、自分のユニークな視点やアイデアが求められるという状況を作り出すことがモチベーションを上げるのに重要なのです。

以上のような深掘りをそれぞれのキーワードでやってみましょう。

しかし、①の方法を試してみるとお分かりいただけると思いますが、自分自身で隠れた心理を深く掘り下げるのは容易ではありません。

なぜなら、普段意識していない部分について「なぜ?」と直接的に問いかけると、人は思いつくままに表面的な理由を答えがちだからです。

そこでおすすめなのが、客観的な視点から深掘りしてもらう②③の方法です。

② 知人や友人に第三者の視点で深掘りしてもらう

もし協力いただける方が周りにがいたら、第三者の視点から質問をしてもらい、深く掘り下げていくことも効果的です。
その際、単に「なぜ?」と直接的に質問するのではなく、視点を変えて質問することで、より本質的な部分に迫ることができます。
以下に、質問の際に役立ついくつかのポイントをご紹介します。

例)視点を変えるための問い掛け
・そう思ったのは、どんなきっかけがあるか?
・どのようなときに、そう感じたか
・どこからそのような印象を持ったのか
・別の言葉で言い換えると、どのような言葉が当てはまるか
・それは、あなたにとってどのような価値があるか


これはマーケティングインタビューで用いられる手法なのですが、「なぜ?」という問いを解き明かすために、様々な角度から質問することで、より効果的に本質に迫ることができるのです。

③プロに相談する

②で紹介した質問方法は、リサーチの専門家が使う高度なテクニックです。
①や②で実践するのは難しいと感じる場合は、上記を実践してくれるプロに相談することが効率的です。

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今回は、あなたの内なる動機や潜在的な欲求を深く掘り下げる方法をご紹介しました。
次はセルフブランディングに必須の、「未来のありたい姿の言語化」についてお話します!

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