アイドルって素晴らしい
今、「にっぽんワチャチャ」と言うアイドルグループにどハマりしている。
存在を知ったのはおよそ3週間前。
先週月曜日にトークライブを見に行って興味を持ち、3日後の木曜日に初めての人は無料(!)な新規向けライブを見に行って沼に落ちた。
この3日間、ワチャポ(ワチャチャファンの総称)の皆さんに教えていただいたYouTube動画を見ては
「アイドルって素晴らしい…。」
と感嘆のため息を漏らしている。
アイドルって素晴らしい。
元気と感動と笑い、あらゆる幸福な感情をくれる。
前置きが長くなってしまったが、ハマって3日目の感情を記録しておこうと思う。
ワチャチャを知った経緯
この人たちのおかげ。
きつね日和はプロの芸人さん。
ビクターミュージックアーツ所属の漫才コンビで「ダメだろー!」というツッコミが特徴的。
黄色いスーツのおいなり達也さんは有吉ゼミで汚部屋を山田涼介さんに掃除してもらったことがある。
きつね顔の松本さんは見た目や芸風とは裏腹に生粋のドルオタでアイドルについて語るトークライブにも2回出演した。
そんな二人は「マシェバラ」という配信アプリで毎週月曜日に番組MCを務めている。
スタジオでトークをし、様々な出演権をかけて競っているアイドルたちの配信を紹介する。
3週間前のマシェバラ配信できつね日和が紹介したアイドルの1人が「にっぽんワチャチャ」の遠藤Nozomiさん。
そのトークのおもしろさやチャットに集まるファンが推す熱量に惹かれて松本さんは一気に沼落ちする。知って4日でワチャチャの歴史や魅力をこの熱量で語れるほどに。
あの、アイドルオタクの松本さんがここまでハマる「にっぽんワチャチャ」ってどんなグループなんだろう?
そう思って先週月曜日にワチャチャが出演するトークライブを見に行った。
7/24(月)トークライブ「キミとワキワキ。」
松本さんの熱量高い応援に興味を持ったのか、運営の方から「トークライブに出てほしい。」とオファーを受けたきつね日和さん。
急遽前説も頼まれ、見事にその勤めを果たす。頼もしい。
アイドルの運営とアイドルによるトークのみの珍しいライブ。
きつね日和以外全員見たことがない人達なので若干不安だったが杞憂だった。
アイドルなのにお笑いのトークライブを見ていると錯覚するくらいおもしろい。
話を聞くとワチャチャ運営のいっP(いっぺい)さんは元芸人さんらしく、その影響かメンバー達のトークがめちゃくちゃおもしろい。誰かがボケれば必ずツッコミを入れる。そのテンポの良さも声の張り方も芸人さんのようだった。
トークにはきつね日和も参加し、松本さんがハマった経緯やワチャチャの魅力なども話した。
熱中症で欠席した鈴木Mobさん以外の人となりやワチャチャが目指している方向などをざっくりと知り更に興味を持つ。
ライブを見に行きたいな…と思い始めたところに新規は無料で見られるライブ開催の告知が。
行くしかない。
7/27(木)「お友達つれて来てねLIVE!」
会場がトークライブと同じ場所だったのも良かった。行くハードルが下がる。
新規と新規を連れて来た既存客は無料で見られるこのライブ。しかもチェキ券が3枚も無料でついてくる。
更に、この無料で配布されるパンフレットを持っていれば無料でサインを書いてもらいスマホでツーショット撮影もしてもらえる。
パンフレットにはメンバー紹介が1人2ページに渡って掲載されており、かなり読み応えがある。
これだけでも運営が全力で彼女たちの魅力を伝え、ファンを取りこぼさないようにしているのが分かる。運営もメンバーも覚悟が違う。
ライブ
無料を連呼してしまったがライブ本編は無料とは思えないほど充実したものだった。
振付も真似しやすいものがほとんどだったので初めてでも見よう見まねで楽しむことができた。
観客が参加できる楽曲もあり、「束縛Queen」ではステージから投げられたうさぎのぬいぐるみをキャッチした客に向かってメンバーが歌を歌う。
周りの観客はそれを取り囲むようにしゃがんでペンライトを振る。
この日近辺で誕生日を迎える人に誕生日プレゼントを渡す楽曲もあり、とにかく来ている人達を楽しませようとする心意気が強い。もう出来ること全部やってる感じ。出し惜しみしない。全力。
トークコーナーではメンバーが観客からの質問に答えた。どんな質問に対しても真面目に答えつつ笑いをとりに行く姿勢が本当にエンターテイナー。
かわいくて綺麗で歌って踊れて笑いも取れる。
好きにならざるを得ない。
初めての特典会
アイドルのライブには2回ほど行ったことがあるが、私にはハードルが高すぎて特典会に参加することは出来なかった。
しかし今回は無料のチェキ券が3枚手元にあり、ワチャポの先輩が「絶対に参加した方が良い。」「この距離感に慣れると元には戻れない。」と熱烈に勧めてくる。
緊張しつつも待機列に並ぶ。
その間も様々なワチャポ先輩達がワチャチャのことやメンバーの良いところ、オススメのライブや動画などを教えてくれた。
オタクと言うのは一方的に好きなものを押し付けてしまいがちだが、ワチャポの皆さんは良い距離感でさりげなく手短に、しかし必要な情報を教えてくれる。
私は一目見た瞬間にもぶぴ(鈴木Mobさん)推しになったのだが、近日開催されるもぶぴ生誕祭には絶対に行った方が良いことや、もぶぴを定点カメラで撮影した動画をあげているYouTubeチャンネルを紹介してくれた。
パンフレットに書かれた似顔絵入りのサインを眺めていると、近くの人がもぶぴはイラストが上手くてフライヤーのデザインをしていることや曲を作っていることも教えてくれる。
知識のひけらかしやマウンティングではなく、本当にワチャチャが好きで教えたいんだなと言う感じがした。だから列に並んでいる最中もすごく居心地が良い。
いざチェキの番がまわってくると、どのメンバーも笑顔で迎えてくれた。タイマーがセットされていて一人当たりの時間が決まっているようだったが、時間いっぱい話しかけてくれる。
私は人との会話が苦手で初めての人は特に緊張してしまうのだが(だから特典会もなかなか参加できなかった)、メンバーがとにかく優しくて幸せだった。
真っ直ぐ目を見て「来てくれてありがとう/嬉しい」などの言葉をストレートに伝えてもらうとこちらもめちゃくちゃ嬉しいし、来て良かったと思った。
あと撮影時の距離がめちゃくちゃ近い!!!
武道館への道
ライブの翌日からはワチャポ先輩に教えてもらったYouTube動画を見て過ごした。
その動画を見て、ワチャチャは
・武道館ライブ開催を目標に3年間命懸けで頑張って来たこと
・その目標が達成できず悔しい思いをしていること
・2024年3月までもう1年だけその目標に向かって頑張っていること
を知る。
ラジオやトークライブで松本さんから話は聞いていたが動画を見ると本当に悔しそうで思わず涙を流してしまった。
悔しさをバネにあと1年という期限の中、覚悟を持って活動している。
あの無料の「お友達つれてきてねLIVE!」での楽しいパフォーマンスや特典会での幸せな時間は、運営もメンバーもファンも全員本気でワチャチャを拡めたいからなのだと思った。
武道館が埋まるほどのファンを増やすために。
それなのに、もぶぴは武道館ライブの代わりに開催されている東名阪Zeppツアー大阪編の最後にこんな言葉を残す。
普通だったら「応援してください」と呼びかけると思う。
あと1年(ライブ開催時からだとあと8ヶ月)という期限が迫っている中で「無理に応援しなくて良いんだよ。」と目の前のファンに語りかける。
「心の片隅に置いてもらえるだけですごく嬉しいの。」と伝えてくれる。
この言葉でファンがどれだけ安心するかわからない。
応援は楽しいだけでなく、疲れる日が必ずやって来る。どんなに好きでも疲れていると、きっかけ1つで何も見られなくなってしまうこともある。(例えば会場で怖い思いをしたり。)
上の「夢の武道館ライブ不可能と知った日」の動画の中で、運営のいっPさんは「たくさんの人を幸せにできるエンタメを作ってるつもりやから。」と言っている。
私は初めて行ったライブの翌日に思い返して幸福感に満たされたので、その想いが実っていると思う。
アイドルって素晴らしい
まだライブに行って3日しか経ってないけど、知れば知るほどワチャチャの魅力にハマっていく。
先の武道館関係のライブを見て泣いた後にこの動画を見たらおもしろくて家で声を出して笑ってしまった。
ワチャチャは元気と感動と笑い、あらゆる幸福な感情をくれる。
色々とあって落ち込んでいたのでワチャチャに出会えて本当に良かった。
きつね日和様々である。ありがとう。
アイドルって素晴らしい。