有名な売れっ子も無名な若手もおもしろい
昨日は2件のお笑いライブを見に行った。
よしもと有楽町シアターで「ネタ&トーク90分オンライン」
出演者はこんな感じ。
その後、下北沢シアターミネルヴァでビクターミュージックアーツの事務所ライブ「Wonderwave 中波」
出演者はこんな感じ。
有楽町の方はテレビやラジオに出ている売れっ子も出演していて劇場も豪華。
8月末で閉館してしまうらしいが座席数は約200、椅子は映画館みたいにふかふかで後方でもステージが見やすい。
照明も凝っていて舞台両サイドについているモニターはネタをやっている出演者の名前を映し出す。
コントでは本物のソファやベッドをセットとして設置する組も。とにかく豪華。
一方、下北沢は無名の若手芸人+アクセルホッパーの永井佑一郎さん。ビクターミュージックアーツのお笑い部門はまだ設立されて年数も浅く売れっ子を輩出していない。
事務所ライブは観客投票で毎月ランクが上下し、上から大波・中波・小波となる。今回見たのは中波。
会場のシアターミネルヴァは座席数50くらい。椅子はパイプ椅子で舞台との距離が近い。
今ふと寝る前にこの二つを思い返して、どっちもおもしろかったなと思った。
有楽町の方は全体的に小綺麗で整ってて上手い感じがする。下北沢の若手芸人達は全体的にザラ付いてて未完成で頑張ってて、一部めちゃくちゃな感じがした。好き勝手やってる感じがとても良い。
劇場の大きい小さい、有名無名の違いもあるが私が感じるおもしろさと自分の笑いの量に落差はそれほどなかった。
ビクター事務所ライブの方は毎月通っているので出演者に愛着が湧いている。だからより笑いやすいのかもしれない。
昨日は実の姉妹コンビの妹がネタの最中にフリップを倒すと言うミスをしてしまい、ネタ終わりに「お姉ちゃんが徹夜して作ったのに」と泣いていた。周りの芸人さん達が「ミスするのなんて良くあることだから」と励ます様子が温かかい。
舞台が近いから臨場感や客席との一体感もこちらの方が強い。
それにしても、どっちも良かったなぁ…と、寝る前にしみじみと思ってnoteを開いた。
ビクターの事務所ライブは終演後に出入り口付近で私服に着替えた芸人さん達が観客をお見送りしてくれるのも良い。(写真も撮らせてもらえる。)
サンミュージックも似たような感じだったから事務所ライブはみんなそんな感じなのだろうか。
有楽町は囲碁将棋、ケビンス、ジェラードン、伊藤輝明が特におもしろくて、
下北沢はきつね日和、プーケットマーケット、エコブロック、風間春奈、秋山シュンがとくにおもしろかった。
中MC中にきつね日和の松本さんが「やってみろよ!!」と囲碁将棋でお馴染みのフレーズを言っているのも良かった。(松本さんは囲碁将棋に憧れてこの世界に入った。)
ちなみにトップ画の写真は有楽町のあとに寄り道した新橋から下北沢に向かうはずが乗り過ごしてしまいたどり着いた登戸。
聞き馴染みのない駅名だったのでGoogleマップで調べたら神奈川で焦った。
登戸に着く直前、ふと車窓を見たら川が流れていて「下北沢周辺にこんな川あったっけ…?」と思った