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【ゆっくり解説風】いろんな意味でヤバいゲーム「Dead By Daylight」

霊夢 「毎日毎日暑いわね魔理沙」
魔理沙「そうだな霊夢。暑すぎて冷房効いた部屋から出られないぜ」
霊夢 「ずっと部屋にいるとついついゲームばっかりしちゃうのよね。手持ちのゲームは飽きちゃったから、何か面白いもの知らない?暑さを忘れるようなホラーゲームとか」
魔理沙「ホラーゲームか。じゃあ色んな意味でヤバいゲーム『Dead By Daylight』を紹介するぜ」
霊夢「ああ、それ聞いたことあるわ。確か狩野英孝さんが実況してるゲームよね?」
魔理沙「よく知ってるな。そのおかげで人気が出たと言っても過言ではないぜ」
霊夢 「でも『ヤバい』ってどういう意味なの?」
魔理沙「ではこのゲームのどんなところがヤバいのか、今から解説していくぜ。」
霊夢「楽しみだわ。それじゃあ」
霊夢・魔理沙「ゆっくりしていってね」


魔理沙「『Dead By Daylight』は、カナダのゲーム会社Behaviourが2016年に制作した、4対1の非対称型対戦ホラーゲームだぜ。『DBD』とか『デドバ』『デッバイ』などと呼ばれているぜ」
霊夢 「非対称型っていうのは、確か立場によってプレイヤー人数や勝利条件などが異なる対戦ゲームのことよね? 人数差があるチーム同士で戦うんだけど、少ない方が強いスキルを持ってたりしてバランスを取っているのよね」
魔理沙「その通りだぜ。『DBD』の場合は、殺人鬼が1人で生存者が4人だな。この5人でプレイしていくんだ。マップと言われるフィールドの中に7台の発電機があり、生存者はそのうち5台を修理して脱出できるゲートを開き脱出する。殺人鬼はそれを妨害しつつ生存者を攻撃して全滅を目指すんだ。よく「鬼ごっこ」と「かくれんぼ」と「缶けり」を合わせたようなゲームと言われているぜ」
霊夢「殺人鬼だの生存者だの、怖いのかと思ったらなんだか楽しそうじゃない?」
魔理沙「まぁホラーゲームだから、殺人鬼の見た目は怖かったりグロかったりするし、攻撃されたら血は出るし、なんならマップ内のフックに生存者を吊るすのが殺人鬼のタスクの1つだからな。ダメな人はダメだろうけど、それ以上に楽しい要素が盛りだくさんのゲームなんだぜ。殺人鬼が生存者を追いかけるから「鬼ごっこ」殺人鬼にできるだけ見つからないように隠れるから「かくれんぼ」殺人鬼のいない間に発電機を修理し、それを邪魔するから「缶けり」なんだぜ」
霊夢「ゲームの仕組みはなんとなくわかったわ。で、魔理沙の言うヤバいってどういうところなの?」


魔理沙「まずひとつめのヤバいところは『ゲームの息の長さがヤバい』だぜ。このゲームは発売されてから令和4年6月時点で六周年を迎えるんだが、その人気は衰えることがない。次々と新しいキャラクターが追加され、色々な有名ホラー映画・ゲームとコラボしてその都度大きな話題になっているんだぜ。最近では『貞子』や『進撃の巨人』とのコラボも実現したな。ゲーム市場としては欧米がメインなんだが、そのせいもあって日本でも根強い人気なんだ」
霊夢「貞子?!ザ・ジャパニーズホラーの代表じゃないの。カナダの会社のゲームなのに、なんだかうれしいわね。」
魔理沙「そうだな。ゲームの中で貞子が追いかけてくるとか胸熱だな」
霊夢「……想像するとちょっと涼しくなったかも」


魔理沙「ふたつめのヤバいところは『ゲームプレイに必要な知識量がヤバい』だぜ」
霊夢「知識量?キャラクターの操作技術とか、エイムとかじゃなくて?」
魔理沙「もちろんそれらも重要なのは間違いないぜ。だが、このゲームはとにかく覚えることが多いんだ。生存者の能力はみんな同じで違うのは見た目だけなんだが、殺人鬼の能力は全員違う。罠を仕掛ける、透明になって高速移動する、ナイフや斧を投げる、など現時点で30人の能力を覚えて、生存者はどの殺人鬼と当たるかで戦略を変えてプレイしていく必要がある」
霊夢「30人?!一通り覚えるだけで大変そう」
魔理沙「それだけじゃないぜ。キャラクターが持つことができる『パーク』という、いわゆる特殊能力みたいなものがあるんだが、殺人鬼も生存者も、それを4つまで持つことができる。生存者なら、自分で自分の治療が出来る、走り出し3秒だけ早く走れる、発電機の修理が早くなるなど80個以上のパークがある。殺人鬼も、生存者のオーラが見える、けがの治療を遅らせる、窓の乗り越えが出来なくなるなど、同じ位の数のパークがある。それを組み合わせて戦術を立てるんだ」
霊夢「えええ~とても覚えられる気がしないんだけど」
魔理沙「それに加えて、儀式の場となる『マップ』も覚えないとな。約19種類のマップがあって、しかもそれぞれ2~4個のバリエーションがある。マップのどこにどんな建物・窓・板があるかもゲームの大きな要素になるんだ」
霊夢「ねえ魔理沙」
魔理沙「ん?何だ霊夢」
霊夢「私このゲーム無理かもしれないわ」
魔理沙「ははは。そう思うのも無理ないぜ。誰でも初めから覚えている訳じゃない。儀式をこなしていくうちに少しづつ覚えていけば大丈夫だぜ。私もプレイしていくうちに何んとなくわかるようになったしな。それでも不安なら、まずゲーム実況を見て色々覚えるのもいいと思うぜ。動画配信サイトで沢山動画が上がっているからな」
霊夢「まず実況動画で予習するのね」
魔理沙「あまり難しく考えすぎないで、とりあえずプレイしていけばいい。わかるようになってくると、パークの組み合わせで戦略を考えるのも楽しみの一つになるしな。相手がどんなパークを持っているのか、推察するのも面白いぜ」
霊夢「ふーん、何だか頭の体操になりそうね」


魔理沙「みっつめのヤバいところは、『プレイヤーのやり込み度がヤバい』だぜ」
霊夢「ある程度やり込まないといけないのはなんとなくわかるわ」
魔理沙「そうだな。だが、このゲームは発売されて丸6年を過ぎたんだが、7000時間プレイヤーがゴロゴロいるんだぜ」
霊夢「7000時間⁈ちょっと何言ってるのかわかんないんだけど」
魔理沙「ざっと一年に1000時間強、月100時間以上、日に最低3時間以上プレイしている計算になるな」
霊夢「えええええ~噓でしょ。どんだけやり込んでるのよ」
魔理沙「まあこのゲームは1000時間やってやっと初心者卒業って言われてるしな」
霊夢「………いやもう、言葉が出ないわ」
魔理沙「それだけ難しくもあり、やり込みがいもある奥の深いゲームっていうことだな」
霊夢「なんだか興味が湧いてきたわ。ちょっとやってみようかな」
魔理沙「そうか、でもその前にこのゲームの残念な点も言っておくぜ」
霊夢「残念な点?」


魔理沙「このゲーム最後のヤバいところがそれだ。本当に楽しくてやり込みがいがあり、飽きないゲームだが残念な点もある」
霊夢「残念な点?一体何かしら」
魔理沙「それは『悪質なプレイヤーが結構いる』ってことだぜ」
霊夢「悪質?それってどういうことなの」
魔理沙「DBDのプレイヤーには、モーションやエモートを使って相手を煽る通称『煽り』と呼ばれる悪質なやつが結構いるんだ。生存者ならしゃがみを連打して屈伸したり指差しして殺人鬼を煽る。殺人鬼なら吊った生存者を無意味に攻撃する通称『ケバブ』という行為があるな。どちらにしてもやられた方は腹が立つもんだ。プレイが生存者に比べて難しく、一人で頑張らなきゃいけない殺人鬼が、サバイバーに集団で煽られた日には心が折れてゲームをやめてしまう人もいるくらいなんだ」
魔理沙「せっかく楽しくゲームしてるのにそんなことされたらいやになるわよね」
霊夢「そうだよな。このゲームは殺人鬼1・生存者4だからどうしても殺人鬼は孤独だし数も少ない。ゲームバランス的にどうしても生存者寄りになってしまうんだが、そんな厳しい環境で殺人鬼をやってくれている人に対して煽るのは本当に良くないと思うぜ」
魔理沙「殺人鬼がいないとそもそもゲームが成り立たないんだものね。せっかく楽しくゲームをしているんだから、お互い思いやってプレイしたいわよね」
霊夢「本当にそう思うぜ。面白いゲームなんだから、たくさんの人に楽しんでもらいたいよな」


霊夢「どうだった?このゲームに興味湧いたか?」
魔理沙「がぜん興味が湧いたわ。さっそく買ってやってみる。ゲーム実況者さんの実況も見て勉強しながらがんばってみるわね」
霊夢「そりゃよかった。ぜひ頑張って高ランク目指してくれよな。もしかしたらいつか狩野英孝とマッチするかもしれないぞ」
魔理沙「とても楽しみだわ。面白いゲーム教えてくれてありがとう霊夢」
霊夢「どういたしましてだぜ」

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