
マージナルな存在について
最近、話題になっていたブログ記事があります。
Kumar先生の「マージナルな存在」です。
わたしも興味深く拝読しましたので、
今日はそのことについて考えたいとおもいます。
そして、この記事を見た後のわたしのツイートがこちら。
興味深く拝読しました。aまたはbの人たちは日本語への興味だけではなく自分をとりまく世界への関心がない。でも、それは彼らが社会的にそうならざるを得なかったからなんだとおもいます。先月、100分で名著でやっていたディスタンクシオンを思い出しました。 https://t.co/v3QZL9O3zk
— わかば@読んで書く日本語教師 (@saeriwakabaya78) January 4, 2021
記事は、「日本社会や日本文化に対して関心のない学生が留学生のなかにも技術研修生の中にもいて、その人たちは、なぜかJLPTだけには熱心で、どのように指導したらいいか悩む」というツイートからスタートしています。そして、なぜそのような学習者がいるのか、また、そのような学習者に対する日本語教育がおきざりにされているのではないかというような内容でした。
そのことについて自分なりに考えたことをまとめておこうと思います。
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