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定年間近になって気付いた「再雇用」の言葉の響きが違ってきた

去年までは、そこにあるなくらいに認識していた「再雇用」という三文字。
じわじわと近づいてきて、、、(あれ違うかな、こっちから近づいているというニュアンスの方があっていますね。)
今はしっかり頭の隅っこに居場所を作っています。
定年を迎えるその日まで、あと半年ちょっと。

2021年の法改正で65歳までの雇用確保が義務化になり、今はどこの企業にも定年後の就業機会として「再雇用」の制度が設けられていて、今いる会社も、60歳定年で希望すれば65歳まで再雇用として働き続けられます。(1年更新)

それが流れと「再雇用」にスライドする人もいるのでしょうが、私の心は近づくにつれ、何か違うんだよなぁ・・・と薄いシールドをはりはじめました。

うちの場合、「再雇用」になると、役職はなくなり当然給与も減額(時給になる)、賞与も普通の社員と違って50%しかでない。
昨日の私と今日の私では、発揮するパフォーマンスに何の違いもないのに年齢だからと無理やりライフチェンジを強いられる。
規則だからというのは、まあそうなんだけど。
じゃあ、その先、同じ会社でどんなモチベーションで何をするんだろう。

昔は、定年後も働けるんだ、良かった。
なんて、ふんわりとらえていた「再雇用」の言葉も、今はネガティブなパワーをもって私につきささってくるのです。
毎日、どうする、どうすると迫ってくる「再雇用」君に愛想笑いをしながら、「落ち着いて理性的になって考えるんだ!」と、自分にいいきかせています。
生活費は必要というのと本当の笑顔のための未来づくりをしたいというのと、そのはざまで頭を抱えてしまう、今日この頃です。

最後まで読んでくださりありがとうございます!




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