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フリーランスが合う人、合わない人
こんにちは。日本語教師のわかです。
フリーランスを始めたいという人のためのセミナーが活況ですね。
でも最近、フリーランスをしていたけれど、やはり以前の雇用形態に戻ったという人の話もちらほら聞きます。
フリーランスを始める前に、自分はどんな働き方が合っているのか一度考えてみてはいかがでしょうか?
フリーランスになって今までと違うのは・・
①毎年確定申告をする
②自分で経営方針を決める
③自分で営業、管理をする
①毎年の確定申告
1年分の経費(テキスト代、研修費、交通費、備品、設備費など)と収入を記録・管理しておく。社会保険料を払っている場合はその領収書もとっておく。そして毎年、申告しなければいけません。
私はこれがネックでなかなかフリーランスになる覚悟ができませんでした。帳簿の付け方なんて知らないし、面倒だと思っていました。でも、今は帳簿の知識がなくても申告までできる便利な会計ソフトもあるので、思ったより簡単にできました。でも・・やっぱりこまめに収支を記録しておかないと年末に慌てることになります。詳しくはこちらで↓
②自分で経営方針を決める
今までは会社で決まっていた休みも、授業時間も、授業料も、全部自分で決めていかなければいけません。
自分のレッスンはいくらにするのか、どんなレッスンを提供するのか、誰を対象にするのか、どんなテキストを使うのか、営業時間は何時から何時か・・
フリーランスになると決めて、コンサルタントの人に相談した時、
「1レッスンの時間は何分にしますか?」と聞かれてビビりました。
学校に行けば自然に決まっていて考えたこともなかった・・。
1時間がいいのか、いや、前の学校は45分だった、他のプライベートレッスンはどうしているんだろう??と、頭がぐるぐるしました。
レッスンの時間を決めるという簡単な第一歩でうろたえ、そしてこれから全部自分で決めていかなければいけないんだと自覚しました。
③自分で営業、管理をする
今まで学校に行けばテキストもカリキュラムも決まっていて、生徒もいるのが当たり前だったけれど、フリーランスは生徒募集も、コース設定も、自分でします。
どんな生徒に来て欲しいのか、どんな広告が効果的なのか、どんなコースだと人が来やすいのか、集客を考えなければいけません。
また、せっかく来てくれた生徒さんが安心して授業を受けられるように入金の管理や連絡、レッスンのフィードバックなどもします。
ざっくりですけど、雇用されていたときとフリーランスの違いはこんな感じです。
雇用されているほうが楽だと思う人もいる
①勤務時間が終わったら、仕事のことを忘れたい人。
フリーランスは授業以外の時間に営業、管理、会計の仕事をします。また、時間外でも新規の人からメールが来たら、すぐ返信しないと!なんて思うでしょう。
システムの効率化、マーケティングなど、自分の事業がうまくいくために本を読んだり研修に出たりもします。自分で区切りをつけないと延々と仕事をしている状態になってしまいます。
②自分で色々決めるより、ある程度の範囲や型が決まっている方がやりやすい人。
授業時間、夏休み、レッスン料、キャンセル料、テキスト代、営業時間、いろいろなことを一つ一つ自分で決めていきます。最初が一番決めることが多いですが、その後もコース設定やらホームページの更新やらまぁいろいろ。
授業だけに専念したい、他もいろいろやるのは面倒だと思う人もいるでしょう。
③収入が安定しないと困る人。
フリーランスの収入は不安定です。軌道に乗るまでは、外部の委託など兼任していた方が安心です。軌道に乗って、完全に独立した後も、仕事が来る時と来ない時の波はあります。収入が不安定だとメンタルもへこむという人は、会社や学校に雇われている形の方がストレスはないでしょう。
個人事業主はフリーだ、働きやすいと思うかもしれませんが・・中には頑張りすぎて体や精神を壊してしまう人もいます。
自分に合った働き方を見つけて、無理なく楽しく働けるといいですよね。
*授業のお悩み(文法の教え方など)、または自分自身のお悩み(自信がない)など、よろず相談うけたまわります。