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屋久島でこどもを産んでみる

屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに
不思議な事があるもので。
数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。


離島で産む

屋久島に病院は少なく、獣医や歯医者ですら船や飛行機で内地(鹿児島)に渡って受診する人がいるくらい。

そこで…こどもを…産む…となると
病院は「徳洲会病院」の一択のみ。
月に2~3人はこの病院で産まれているそうです。

全島に配られる広報は、結婚・出産・お悔みの情報が掲載されており

▲自分が結婚した時の掲載(笑)記念に。

ここを見る限り月に4~5人は産まれてきているらしい。
という事は
・徳洲会病院で産む
・里帰り出産で産む
・自宅で産む
この辺りがこの島の選択肢ということか。

母子手帳をもらう時に面白く思ったこと

病院でお子がいることを確認できたら、役場で母子手帳や健診表を頂く事ができます。
この時、面白いなぁ…と思ったことが2つ。

▲町のWEBサイトより抜粋

島にいると「自宅出産」という声をよく聞きます。
島に移住するまでは、そもそもその発想がなかったので最初は驚きました。
でも思えば病院がこんなに身近になる前は全世界自宅出産なんて辺り前なんでしょうね…。
ぼんやり読んでいた本では「畑(大地)で出産する」という文化が残っている国もあるだとかないだとか…。

で、抜粋してきた文書のようなものを渡され、記憶が曖昧なのですが
”ちゃんと介助を受けてくださいね。病院と連携とってくださいね。”
的な同意書にサイン
をしたかと思います。

これは離島(?)らしい同意書だなぁ…と面白く思いました。

もうひとつ、これは全国共通なのか?
お父さん、お母さんの家系図を役場の方(助産師)がヒアリングしながら記入してくれる事。
私の場合どちらも複雑だったので、小さい枠がしっちゃかめっちゃかになっており、且つ 線(点線、破線、波線…)が足りないようで
記入が大変そうでした。
家庭環境がこどもに影響でないかどうかの確認なのかな?と思います。


私は徳洲会で産むことにしました。
(それしか考えがなかった)
そのころに思っていたことは「ガソリン代が~。遠い~。」
そればっかりです。

また改めて徳洲会で産むことについて
備忘録を残していきたいと思います。

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