自然と生きたいわかつき

時間、土、野菜、本、映画、ひと すべての出会いを「考える機会」に。 日本人らしい生き方って何だろう?地球人らしい生き方って何だろう?を模索しながら日々を過ごします。 1億人に1人 共感してくれるだけでも嬉しい。 Life is just a circus.

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マガジン

  • 【備忘録】屋久島でこどもを産んでみる

    初めての出産を屋久島の病院でしてみました。その備忘録。

最近の記事

田舎暮らしで分かった"多様性"

大学の卒業を控え、新卒で「いよいよ社会人になるんだ」と 就職活動に励んでいた頃 どこの企業でも”多様性”というキーワードが使われていた。 多分、当時流行っていたのだと思う。 『多様な人材が活躍しています。』 パンフレットや説明会でその言葉を何度も聞いた。 いざ社会人 色んな国籍の方、色んな国の大学や大学院を出た方が集まり 会社の目標も時代に合わせて柔軟に変化できるベンチャー企業という場所に私はいた。 ”私は多様性のある会社で働いているぞ!” 何度か転職する機会があり

    • こどもの最初の一口は、おばあちゃんの 最後のお米でした。

      期せずして。 ...... 物心ついた頃から 年に2回ぐらい「茨城のおばあちゃんの家」と呼んでいた場所があります。 私のおばあちゃん家ではないです。 我が家のお墓があり、墓参りに行っていました。 その時に寄る親戚のおばあちゃん家です。 年に数回の、車で遠出するワクワク年中行事でした いつもたっぷりの野菜と、お米と、ジップロックに詰めた漬物と しんこ餅をもらって帰るイベントでした。 大人になり 一緒に行く人がいなくなってからも 自分で運転して 墓参りし

      • Salt is the Earth.

        Salt from Yakushima Have you ever used salt in your daily life? (It's impressive if you haven't!) I had forgotten that the "salt" we have in our daily lives is something so close to nature. But then, I had a moment of recollection. I saw sa

        • 塩は 小さな地球  ~屋久島~

          屋久島の塩 日常で塩を使ったことありますか? (無い方がすごいですよね) 毎日の中にある「塩」が、こんなに自然に近いものだということを 私は忘れていました。 それを思い出すことがありました。 生まれて初めて、結晶化されていく塩を見たのです。 その時の美しさと心が動いた感覚が忘れられません。 私と同じように感動してくれる人がいるのではないだろうか… だから、このことを発信して、共感できる人へ伝わってくれたら、と思います。 屋久島の塩のお話しです。 屋久島は小さい地球 屋

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        • 【備忘録】屋久島でこどもを産んでみる
          9本

        記事

          Tofu in Yakushima - Yokatan Tofu

          There are two tofu factories on Yakushima Island. One is "Nagata Tofu" in the Nagata settlement, and the other is "Yokatan Tofu" in the Onoaida settlement. As a fan of Yokatan Tofu, I would like to introduce their tofu. What is Yokatan Tof

          Tofu in Yakushima - Yokatan Tofu

          屋久島でこどもを産んでみる 最後

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 早いもので、お腹にこどもがいる、と分かってから1年が経過しました。 このnoteに備忘録として記録したように 病院を受診し、あれやこれやと勉強(?)しながら、今日に至ったのがもう懐かしい思い出です。思い出というか、記憶喪失してます笑 徳洲会病院でこどもを産ませて頂き、はや4か月が経過しました

          屋久島でこどもを産んでみる 最後

          屋久島のお豆腐~よかたん豆腐~

          屋久島でお豆腐を作っている工房は二か所ある。 1つは永田集落の「永田とうふ」 もう1つは尾之間集落の「よかたん豆腐」 今日はよかたん豆腐ファンとして、こちらのお豆腐を紹介させて下さい。 よかたん豆腐って? よかたん豆腐は「NPO法人じゃがいものおうち」が運営する就労支援B型の工房”にじいろの樹”のみなさんが作っているお豆腐。 「よかたん」はこの島、この集落の方言だそうで 何かあった時などに「よかたんよ~」と、なんくるないさぁ、的な意味合いで使う言葉とのこと。 何かあって

          屋久島のお豆腐~よかたん豆腐~

          屋久島でこどもを産んでみる その8(入院部屋)

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 出産~入院~お部屋事情 入院するお部屋は事前に見学させてくれました。 同時期に複数人入院する場合や、月日が経過したら環境は変わるであろうことご了承ください。2022年11月時点のお話です。 その他、出産入院に必要な持ち物はちまたにありふれているので割愛です。 病室のフロア事情 産婦人科

          屋久島でこどもを産んでみる その8(入院部屋)

          屋久島でこどもを産んでみる その7(29週-経口ブドウ糖負荷テスト)

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 経口ブドウ糖負荷テスト 妊娠29週頃、噂に聞いていた「妊娠糖尿病」の検査の日がきました。 半日はかかると病院から教えてもらっていたので 読みたい本を用意して挑みました。 ブドウ糖を飲む前、飲んだ後の血糖値の上下を見るようです。 最初の採血をした後、こんな感じの飲み物を飲みました。地味に美

          屋久島でこどもを産んでみる その7(29週-経口ブドウ糖負荷テスト)

          屋久島でこどもを産んでみる その6(15週-歯科検診)

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 無料歯科検診 母子健康手帳を付与して頂いた際に、たくさんのマニュアルや書類も頂きます。 その中にパートナー分とあわせて2名分の歯科検診無料券が入っていました。 それまで妊娠と歯の繋がりなんてちっとも考えた事がありませんでした。 マニュアルには産前産後の歯の状態について色々書いてあり (妊娠

          屋久島でこどもを産んでみる その6(15週-歯科検診)

          屋久島でこどもを産んでみる その5(病院の健診)

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 健診の流れ この張り紙を見つけたのは、36週ぐらいの健診だったかと思う(遅) 病院の受診って 呼ばれて、先生とお話して、指示受けて動くというイメージがあった。 が、妊婦検診は 「先生とお話する(内診)」の前に 色々とやることがある。 何回目かでやっと自分の家かのようにスムーズに①、②の動き

          屋久島でこどもを産んでみる その5(病院の健診)

          屋久島でこどもを産んでみる その4(戌の日)

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 産前産後の行事 妊婦になるまで知らなかった… 産前の「戌の日のお参り」 産後の「お宮参り」 とりあえず私に待ち構えている行事は「戌の日のお参り~安産祈願~」だ。 屋久島で祈祷してくれる神社といえば…? 益救神社 ⛩ 一択か…? WEBサイトを確認すると安産祈願もやっている、とのことで 早

          屋久島でこどもを産んでみる その4(戌の日)

          屋久島でこどもを産んでみる その3

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 島内に病院はひとつ まだあるだけましなのか、屋久島に出産を担当してくれる病院はひとつのみ。 私は島の南側に住んでおり、この病院は北側。 観光客は島の南北をそんなに意識しないが、住んでいると結構意識する。 南にいると、北は遠いのだ。 信号がほとんどないので距離に対して時間はかからないと思って

          屋久島でこどもを産んでみる その3

          屋久島でこどもを産んでみる その2

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 こどもと未来を繋ぐ 環境保全や持続可能、SDGsなんて言葉が当たり前のご時世 特に屋久島は自然豊かであり、この環境を未来に繋ぎたいと思う気持ちが強い人が多いと思う。私もそんな一人でした。 けれど今思えば実感みたいなものは薄く…、そして今、ちょっとずつ濃くなってきています。 理由は「未来に生き

          屋久島でこどもを産んでみる その2

          屋久島でこどもを産んでみる

          屋久島に移住する際、結婚も子育てももうないだろうと心していたのに 不思議な事があるもので。 数年前の私へ「離島でこどもを産むよ」と伝えたら、目玉が飛び出てると思う。そんな私の備忘録。 離島で産む 屋久島に病院は少なく、獣医や歯医者ですら船や飛行機で内地(鹿児島)に渡って受診する人がいるくらい。 そこで…こどもを…産む…となると 病院は「徳洲会病院」の一択のみ。 月に2~3人はこの病院で産まれているそうです。 全島に配られる広報は、結婚・出産・お悔みの情報が掲載されてお

          屋久島でこどもを産んでみる

          壊した家を循環させるフィールドから 循環する家を建てるフィールドへ

          MOSSの月桃チャイには”マドラー”がついています。 最初この”マドラー”が付くと知って、驚きました。 前職の石坂産業は産業廃棄物(建築廃材)を少しでも資源に変えようと ゴミにしない技術を考え抜いていました。 MOSSは家を建てる時点から、 自然に寄り添える家にすることを考えていました。 建てる途中の端材も廃棄にせず、最期まで活かしました。 それがこのマドラーです。 モノが生まれてくる過程から モノが最後を迎える瞬間まで 一連の流れを この人生で、しかもこんなに早く

          壊した家を循環させるフィールドから 循環する家を建てるフィールドへ