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2021年最新・大学生エンタメ事情 ~とにかく手軽に楽しみたい!~

こんにちは!「若者マーケLab」のインターン生の原です!今回は大学生のエンタメ事情について発信していきます。
外出自粛要請および緊急事態宣言が出されて以降、大学生にとってエンタメのあり方が変わりました以前の記事でも書きましたが、外に遊びに行けない分、家でエンタメを楽しむ習慣が根付いたようです。今回は各分野ごと大学生がどのようにおうちエンタメを楽しんでいるかを、Webアンケートとヒアリング調査を元に調べました。


①マンガ・アニメ

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まず一つ目に挙げるのはマンガ・アニメです。
マンガは雑誌、単行本、電子コミックを合わせると約7割の大学生が読んでいます。未だ単行本派が多数ですが、最近ではマンガをアプリで読んでいる人も増えています。本を持ち歩く必要がないためおうち時間のみならず、通学中やバイトの休憩中など短時間であってもどこでも読めるというのが良いですよね。
雑誌や単行本であれば本を開き続け、集中して一気に見るというのが主流ですが、一話ごと手軽に読めるというのも大きな魅力です。一話ごとの感想をコメントとして残すことができるのも楽しいです。


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また最近では同じ作品でも、漫画ではなくアニメから入る人も多いのではないでしょうか。
元々テレビ放送や動画配信サービスを契約していれば、すぐに見ることができます。結果、アニメを視聴する大学生の中で動画配信サービスを利用して視聴するのが約6割、テレビで流れているのを視聴するのが約2割となっており、僅かですがマンガよりもアニメを楽しむ人が多くなっています。YouTubeを見ながら洗い物をするなど、『ながら』で物事を行うことが多い若者にとって、漫画に集中するよりも、動画媒体で流し見できるアニメの方が手軽というのが理由の一つと考えられます。また、ハマった作品があると「〇〇曜日が待ち遠しい」「〇〇曜日は頑張れる」「〇〇曜日が生きがい」と言う人がいるなど、アニメはステイホームで失われつつある曜日感覚にメリハリをつけています。


これらの作品を視聴する前には、YouTubeで『あらすじ動画』を視聴して自分に合う作品なのか検討し、視聴後はさらに楽しむために、YouTubeの『考察動画』では他の人の感想を見たり、伏線考察や今後の展開予測動画を見ています。作品一つを楽しむにも、周辺のデジタルコンテンツを一緒に楽しむことによって、作品一本分以上の時間を費やします。またそれら一連の流れをスマホ一つによって、シームレスに楽しむことができます。



②ドラマ・映画


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マンガやアニメと比較して、同じ映像作品であるドラマ・映画はどのように楽しまれているのでしょうか。これまでのアンケート調査に加え、こちらはヒアリングをベースに調査しました。
まずはドラマからです。アニメよりはテレビでリアルタイム視聴する人が多い印象です。
放送時間帯や放送後にはドラマの感想や今後の展開予測がSNS上で話題になったりもします。もしうっかり見逃してしまうとその話題についていけなくなってしまうので、アニメよりもリアルタイム視聴する人が多いです。

また、映画の視聴の形も変わってきていると思います。
新作映画を見るなら映画館へ行くしかないですが、感染症が怖く密閉空間はどうしても抵抗があります。公開される本数や上映時間も限られているため、新作にこだわらずに過去の作品を動画配信サービスを利用して視聴することが多くなってきています。
配信サービスは、映画館で見るほどのダイナミックさはありませんが、追加料金が基本的にはかからず世界中の作品から選んで視聴できることから映画好きに支持されるほか、映画ライト層にとっても「一時停止できる」「ながら見できる」といった手軽さが人気です。
不特定多数の人と会うのは怖いけど、家族や友人等の限られた人であれば会える、という時にも一緒に楽しみやすいですね。



③ゲーム

ゲーム

大学生の約半数がゲームをしていません。
ゲームをするとしても、スマホでゲームする人が最も多く、中でもパズルゲーム等の1プレイ3分ほどで手軽にできるゲームが人気で、約20%となっています。シーンを選ばない手軽さが魅力となっているようです。

アンケートではハード機で遊ぶ学生は2割ほどでしたが、ヒアリングを進める中で、ハード機のゲームをYouTubeにアップされたゲーム実況で視聴する学生が目立ちました。
本当はゲームをしてみたくてもなかなか時間がとれない人や、ゲームの操作やキャラクター育成が苦手な人でも、ゲーム実況者の華麗なプレイや編集技術によりずっとワクワクしながら視聴できるようです。



④推し活

推し活:『イチオシ』のIPコンテンツや人物を推す『活動』のこと

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好きなアイドル、俳優、クリエイター等のいわゆる『推し』を愛でる・応援する活動、『推し活』も大切な余暇の時間です。日々の活動を見守ることはもちろん、グッズ、ライブイベント、配信での投げ銭システム等、時間とお金をかけて『推し』を精一杯応援します。
推し活の主戦場は、去年からデジタルへとシフトしました。アーティストの活動はオンラインライブが主流となり、『推し』をアップで見られてグッズも並ばずに買えるため、推し活じたいはしやすくなったと考えています。全国どこにいても視聴できますし、そもそもオンラインライブではライブチケットがほぼ落選しないため、どんな状況でも不自由なく推し活ができます。
オンラインではまた彼らが活動の幅を広げるという意味でも多くの芸能人がYouTubeをはじめ、各SNSへ進出しました。限られた場面でしか見れなかった推しの様子を今では様々な媒体で見ることができます。リアルな熱気や空気感は感じられないことは残念ではあるものの、推し活自体はしやすくなったのではないでしょうか。



⑤YouTube

それぞれのエンタメの楽しみ方がデジタルシフトする中、親和性の高いYouTubeは切っても切り離せないものとなりました。そこで実際にYouTubeをどのような頻度で視聴するのか調査してみました。

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上記の通り、ほとんどの大学生にはYouTubeを見る習慣があることが分かります。若者と言っても「アニメ好き」「アイドル好き」「ドラマ好き」など様々な属性がありますが、各々の好きなものをYouTubeという媒体を使って、疑似的に楽しんでいます。若者と接点を持つうえで、YouTubeは効果的な媒体となっています。



まとめ

以上大学生のエンタメの楽しみ方についてまとめてみたところ、いくつかの共通点が見られました。

・何時でもどこでも開くことができる(スマホで完結する)
・動画媒体が主流
・任意のタイミングで再生、停止できる

といったものです。元々手軽さがあった動画媒体は、ご時世の影響もあり、さらに楽しまれるようになりました。リアルで楽しめない分、オンラインでエンタメを『疑似体験』として楽しんでいます。

また、今後「大学生がどのようなYoutubeタイアップに心を動かされるか」を更新予定です!ワカラボに調査してほしい内容がある方はお気軽にコメントまたはお問合せください!


調査対象:大学生・大学院生
対象人数:①108名③106名⑤108名
調査方法:Webアンケート
調査期間:2020年12月2日~2020年12月7日
調査目的:エンターテイメントの楽しみ方に関する調査

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