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ご存知ですか?お客様アンケートを2回やるべき業種。

1.お客様アンケート1回だけなんてもったいない!

お客様の声は買い取る会社もあるほど大切な情報源です。

あなたもインタビューやアンケートフォームや用紙、メールなどを駆使して収集しているかと思います。

買ってすぐに効果効能があるものに関しては購入後に即アンケートで良いというかそれしかできません。

今回お話ししたいのはすぐに効果効能が体感できない商品やサービスに関してです。

今回の記事で対象になりそうな業種名をいくつか挙げてみます。

整体、サプリ、美容関連、塾、士業、ジム、健康器具、保険などです。
何となく伝わりましたでしょうか?

これらの業種に関しては購入(契約)直後に1回、効果効能が出たタイミングでもう1回の計2回アンケートを取ることをオススメします。

その理由は「鉄は熱いうちに打て」というように購入直後に特に聞きたいことがあるからです。事項で詳しく説明します。

1アンケートをするビジネスマ

2.一番ハードルの高い「購入という行為」の動機を知る。

例えばジムで痩せたくて入会し、3か月後に痩せたとします。その時のアンケートで「(3か月前の)入会時にどんな検索ワードで当ジムを検索しましたか?」なんて聞いても正確な答えは聞けるでしょうか?

よっぽど記憶力がある人でもなければ覚えていませんよね(笑)

流石にこれは極端な例です。しかし近しいことをしている方は結構いらっしゃいます。

お客様の購入熱量が高い瞬間はもちろん購入時(契約時)なわけです。その時のリアルな感情を聞くことはあなたにとって大きなメリットになるはずです。

2忘れていく人の画像

また購入直後にアンケートをすることはもう1つメリットがあります。それは「商品に対してのギャップを埋めることができる」という事です。

あなたの商品を選んでくれた動機を確認することで顧客の期待するものを確認できますし、間違った期待があった場合はその時点で修正できます。

誇大広告を打っているわけではないのに顧客は「期待しすぎる」傾向があります。ハードルが上がり過ぎていた場合はきちんとこの時点のアンケートでズレを補正してあげましょう。

例)顧客の「痩せたい」という願望は-20kgなのにトレーナーの中で-10kgかもしれません。「-20kgを急激に痩せてリバウンドしやすくなるのではなくヤセ体質になって-10kgを目指す方があなたの今の体重からするとベストですよ。」なんて修正ができます。

理想と現実のギャップがあるままトレーニングをすすめてもギクシャクしたりと良いことはありません。

このように購入直後の質問は”熱量の高いうちに動機を知ることができる”のと”期待と現実のギャップを修正できる”という二つのメリットがあります。

あなたの業種がこのように効果効能が出るまでに時間がかかる業種ならぜひやってみて下さいね。

では肝心の聞くべき項目は何でしょう?

3.購入直後アンケートで聞くべき項目とは?

業種によっても変わってくるかと思いますがおおむね以下の内容を聞けばよいと考えます。

 【購入直後アンケートで聞くべきこと】
・購入前に悩みや不安
・購入経路(検索ワード、チラシ、HP、パンフレットなど)
・一番の購入の決め手は何だったのか?

ワクワクしながらあなたの商品を購入した今が話しやすいタイミングです。ぜひ聞いてみて下さいね。

4.購入直後アンケートはどう活用するのか?

言うまでも無い気がしますが一応書いてみますね。

①購入前の悩みや不安を集計して最も大多数だった悩みを解消できることを打ち出す。
②購入経路の費用対効果を確認と見直しをする。
③購入の決め手の部分を最大の強みとして販促物を改善させる。

「ザ・当たり前」ですね。可能ならこの結果は一定期間ごとに再集計することをオススメします。

当初はあなたの強みだったと思っていたのが競合に奪われていたり、時代の流れで変わっている可能性があるからです。

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5.おまけ「どうしてもアンケートが苦手なあなたへ」

お客様にアンケートをするのが苦手な方がいらっしゃいます。その対策をいくつか書いてみますね。

・プレゼント大作戦
ネーミングセンスひどいですがご容赦を。先にお伝えしました通り、顧客アンケートは買い取る会社もあるくらい大切な改善の宝庫です。ケーキの一つでもプレゼントしながらお話ししてみて下さい。(ダイエット系の業種以外です!)一緒に食事をしながらというのは話しやすくする一つの方法です。

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・割引大作戦
ネーミングセンスが…。お客様の声を広告に使わせてもらいたいのでその分を割り引きしてあげる形です。リアルなお客様の声やレビューはまだまだ購入のきっかけとして強いです。広告費と割り切って割引してあげるとずっと使える強烈な広告が手に入るかもしれませんよ。

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2つ作戦を挙げてみましたが大切なのは「顧客にもメリットを感じさせること」です。業種によっても色々ありますがぜひ考えてみて下さいね。

ではでは。



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