休憩って大事だな。
みなさんの園ではきちんと休憩時間とれますか?
休憩…って、そもそも何?
という気持ちになりませんか?
もし、子供たちが寝ている時間が休憩と言われるのなら…
ある意味この時間も忙しいですよね。
未満児クラスなら、まず必ず午睡チェックが入ります。
今は機械も導入され、呼吸確認を簡単にできるところもあるようですが、常に正常かどうか、確認はしなければいけませんよね。
それでも、まだまだ目視確認されているところがほとんどでしょうし、うちの園では0~1歳児クラスは5分おき、2歳児は10分おきです。
全員を一周確認している間に、もう次の時間が来てしまうということがほとんどです。そうなると、確認表を常に持っている状態です。
その他にも、お帳面チェック、日誌、今日の保育の片づけ、明日の保育の準備、製作物、掃除、時には安全チェック、会議、研修なども入ってきたりします。
子供たちが寝ているからこそできる仕事です。
となると、ここに休憩時間…?
勤務時間には、休憩の一時間が入っています。
休憩が取れていないということから、見直しの提案はありました。
しかし、保育者が増えているわけでもなく、大きく仕事の量が減ったわけでもなく…するべき仕事が後回しになったり、残業になってするぐらいならと、やはり定着しませんでした。
不満があるなら、具体的に改革案を提示して、みんなで同じ気持ちを共有できるといいのですが、これもまた、他の保育士の意見、考えを確認しあう時間もないのです。
保育士は早出残業のそれぞれの勤務時間があります。
うちの園は行事など関係していないなら、定時で上がれるようになっています。とてもありがたくはあるのですが、保育士の今の感情や環境を改善していく案まで話し合えないのが現状です。
一人の考えだけでは、築き上げられている働き方の仕組みを、簡単に変えることはできません。
なので、職員間の不満や愚痴で終わってしまうのでしょうね。
私自身もまだまだ、休憩をとることより、その時間に、終わらせられるところは終わらせておきたいという気持ちが強いです。この意識が、休憩をとることができない原因だとも分かっています。
休憩をとるとなると
仕事の分担をする。
他の保育士にも頼って任せてみる。
休憩を同じようにとれる時間配分を決める。
などができるようにならないといけないですよね。
今までクラスのことは、自分で決めて進めないといけなかったので、本当に意識改革になると思います。
ですが…正直なところ…
休憩に求めていることは、仕事の量以上に
一日の保育時間が長いこと
にあると思いませんか?
何に一番疲れるかというと、フルタイムなら8~9時間近く子供たちと一緒にいることになります。
居残りの時間を含めると、10時間近くです。
怪我をしてしまうような遊び方はしていないか、お友達とのけんかはおきていないか、トラブルがあったときは仲裁の必要もある、体調の変化はないか、排泄の時間もある、迎えの保護者の対応もして、など…
子供たちが無事に降園するまで、気が張る状態です。
この無意識の緊張は、体力的にも精神的にも、疲労感として積み重なっています。
子供たちといる時間が長すぎる。と私たち保育士も感じてしまいます。
この子供たちとの時間を、距離を、上手に保って働いてある園もたくさんあると思います。働き方改革、余裕のある勤務体制も増えてきているでしょう。
それでも保育士の責任、体力、気力は求められる一方でもあります。
いろいろ休憩が取れない理由を並べましたが、やはり、一日少しの時間でも、気持ちの緊張をほぐす時間が大事ですよね。
それが、自分のため、子供たちのためにもなるのですから🙂
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