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今週の宙予報「生きるは、息すること。吸って、吐いて、話して、気力を養おう!」

さて、新学期が始まりました。
このところあまり見かけなかった子ども達の姿も、ようやくちらほら。

夏休みが終わるのが嫌だと言っていた息子も、学校が始まってみたら息を吹き返した様子。

花火もない、祭りもない、海にもキャンプにも行けない。友達と会うことさえも躊躇して、ずっと家で母ちゃんと過ごしていた息子にとっては、「クソつまらない夏休み」だったそうですから、学校が「息抜き」の場と感じられたなら、それはそれで、良かった。良かった。

まあ、今は大人だって、友人と会ったり、人と話す機会が減っているので、無意識に息をつめて過ごしていることもあると思います。

「いきる」ことは、「いきをする」ことですから、「息抜き=息を吐く」ことも、意識的にすることが大事な時ですね。

「息」という漢字は、自らの心と書くように、昔から心の状態と結び付けられており、東洋医学では、「呼吸」は「気」という言葉に置き換えられ、新鮮な「気」を取り入れて、古くなった「気」を吐き出すことで、人は健やかになり、生きてゆく「気力」が養われると考えられてきました。

これは、ただ息を吸って吐くことだけでなく、気持ちを言葉にして吐き出すことも同様。人と話したり、人と息を合わせたり、自他で「気」を循環をさせることでも活力が湧きます。

ちょうど今は、水星が天秤座を運行していますから、まとまらない考えが、話すことで整理されたり、人からの刺激でやる気が湧くこともあります。ちょっとでも人と話してみるといいでしょう。

特に、自分で自分のことがよくわからない人は、自問自答よりも、他者を通した方が自分を知ることが出来るので、なるべく人との関わりを持つように心がけてくださいね。


また、インスピレーションが湧きやすい時でもあるので、思いついたこと、やってみたいことは、言葉にしておきましょう。

やり直したいこと、誰かのためになること、すぐに試せそうなことは、思い立ったが吉日です!


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こんな時だけに、ますます学校に行くのが不安になってしまう子も多いと思いますが、太陽が乙女座を運行するこの時期は季節の変わり目ですから、大人だって揺らぎやすく、溜まったものが出る時です。

心も身も揺れながら馴染んでいくので、焦らずにケアしながら見守ることが大事。

秋分に向かって、社会の状況も変わってくる時なので、大人も子どもも息抜きしながら、気力をチャージしておきましょう。


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