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私たちには、一人一人に果たすべき役割がある。

私たちには、一人一人に果たすべき役割がある。

たぶんある。きっとある。
探しても見つかれなければ自分で創ればいい。

私などは、もう何十年も「これぞ!」という役割は見つけられていないが、それでも自分の役割がないわけがないと思い続けている。

自意識過剰なのか、バカなのか、よくわからないが、どんな時でも、どんな場所でも「自分のやるべきことは必ずあるはずだ!」と考えて探しはじめてしまう性分なので、絶望的になっても立ち上がってこれた。

だからバカでも、それはそれで良いと思っている。
昔から「バカにつける薬はない」と言うが、バカは自己修復力が強いのだ。

そんな私が案じているのは、お利口になることを求められ続けている子ども達のこと。

つい先日、自死する子どもが過去最多となったという記事を目にしたが、”勉強よりも大切なこと”を教えることが出来る大人が減ってしまったのか、はたまた、大人達も大切なことを忘れてしまったのか?


なんにせよ、記事だけでは、ホントのところがわからないので誰も責めるつもりはないが、もっともっと社会全体で真剣に考えなければならない事案のはず。。


自分の役割が見つけれずに、気持ちをすり減らしている大人も多いことからすると、なんでも与えられることが当たり前になった世の弊害のような気がする。大人だろうが、子供だろうが、”自分の果たすべき役割を、自分で見つけ出すことが出来る力”を養うことが急務なように思う。

自分の常識も、自分がいる環境の当たり前も、それらが正しいとは限らないし、全てではない。

お利口になるよりも、自分で考え、自分で工夫する力の方が、これからの時代を生き抜く為には、よっぽど必要になるだろう。



このところ頻繁に「新しい扉が開く」「ターニングポイント」という文言を見かける。

間もなく土星、冥王星がサインを移動することを意識しているせいで気になるのかもしれないが、でもまあ、そうなんだろう。

この3月もそうだし、これからの2,3年は、後々振り返ってみても歴史的なターニングポイントになっているに違いない。

こういう話をすると、「ちょっと怖い」という反応も返ってくるが、もう既に扉は開き、もう既にターニングポイントにも入っている。

ただ、見えていなかったものがハッキリ見えてくる。

だとしたら、どうなっていくのか。。

どうなっていくのか知りたいという知人に、「どうなるのかは、人々の心の中にどんな思いがあるのか次第。」と伝えると、「ワクワクする」と言っていた。何がどうなろうとも、やはり心次第のようだ。

私が思うに、バカと思われようが、自意識過剰と思われようが、一人一人に果たすべき役割があり、一人一人が自らの役割を創っていくことの大切さを再認識していかなければ、この先の世はカオスだ。

自分のことや、我が子のことばかり考えていたり、もう過去の価値観を、子ども達に押し付けている時でもない。

そんなことを、より実感するようになっていくこれからは、これまで大事にしてきた役割を手放さなければならなくなることもあるだろう。これまで頼っていたものが頼れなくなることもあるかもしれない。

自分には、自分の果たすべき役割がある
何がどうなろうとも、こうした思いを持っていれば、きっと自分自身の支えとなるだろう。


今の子育て世代は、与えられ過ぎたせいで、自ら考え、生み出す力を失ってしまったが、これからの子ども達の力まで奪ってはいけない。

子育ては、与えるより、育てる
大人が道筋を作ってあげたり、色々と与えてあげることよりも、自ら「自分の役割」を創り出せるように育てていくことが大事だろう。それこそが、新しい時代。個性化の時代に必要なことだと思う。


これまで30年の価値観に則った”異次元の子育て対策”ではなく、これから30年を見据え、生きるために必要な対策を切に願う。

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