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自分を知りたいなら、今出来ることに希望をこめてやってみればいい。

接骨院のベッドで横たわっていると、患者さんと先生の話しが聞こえてきた。

患者「抜く時が嫌なの。」
先生「そうなんですよ、わたしも抜く時が嫌なんですよ。刺す時は希望があるんですけどね。。」

たぶん鍼の話だろうと思って聞き流していたが、先生が言った「刺す時は希望がある」というのが気になって、聞き入ってしまった。

それにしても、”鍼を刺す時に希望がある”とは、どういう意味なんだろうか?「この鍼を刺せば良くなるぞ!」っていう希望?それとも冗談?

なんてあれこれ考えているうちに、「小さなことでも、大きな愛をこめてやることならできる。」というマザーテレサの言葉を思い出した。

小さな鍼でも思いを込めてうっていけば、筋肉は応えてくれるってことかもしれない。そうやって自分が出来ることが、誰かのためになっていると実感することを積み重ねるような生き方をしていれば、自分自身の価値も揺らがないだろう。。


昨日、今日あたりは、新月のインパクトで、自分の個性とか、自分には何が出来るのか?これから何をやったらいいのだろう?なんて考えている人もいるかもしれない。

掘っても掘っても、自分のことがよくわからない人もいるかもしれない。

それなら、身の回りの誰かのために、小さなことでもいいので「もっと良くなるように」と希望をこめてやってみるといい。

自分の力が誰かのためになると実感出来れば、自分には何が出来るのかわかるはずだから。


希望はどこかからやってくるものではなく、自分で見出すものなんだな。



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