Wajin

元ソルジャー(自衛官)、元ジャーナリスト。今は会社員の革を被ったクリスチャン。

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日本語版 PROPHESY by Planetshakers

日本語の歌詞書いてみたので、ちょこちょこ公開していきます。 日本語の賛美って、最近の曲であっても、どこかちょっと堅苦しいと言うか、砕き方がそうじゃない感があると思うんですよね~。 と言う訳で、ノンクリスチャン家庭出身の元記者として、単語選びやストーリーテリングを重視した歌詞書いてみました。 [Verse 1] Breaking off every chain And the fear that held me I refuse to agree With the lies they told me 縛る 罪は 悪魔の罠 砕け 嘘で 騙す鎖 [Pre-Chorus1] I, take up my position Speak, to all my conditions Take, the authority You've won for me さあ、思い出して 誰であるかを さあ、今叫べ 神の子 [Chorus1] The word of the Lord, in my mouth To bring about the change Full of Your power, I step out Declare aloud Your praise I prophesy I prophesy I prophesy 御言葉(コトバ)は、僕の 口の中で この身に、力 満たしていく I prophesy I prophesy I prophesy [Instrumental] [Verse 2] I'm stepping out, to become Everything You've called me I believe, in Your word And Your Spirit in me 踏み出せ その足 神のために 心で 聞いた 言葉通り [Pre-Chorus2] I, take up my position Speak, to all my conditions Take, the authority You've won for me! さあ、思い出して 誰であるかを さあ、今叫べ 神の子 [Chorus2] The word of the Lord, in my mouth To bring about the change Full of Your power, I step out Declare aloud Your praise I prophesy I prophesy I prophesy 救世主(コトバ)は、僕の 口から出て 心に、力 満たしていく I prophesy I prophesy I prophesy [Instrumental] [Bridge] I'll praise You Like I've never known defeat I'll praise You Every second You've redeemed I'll praise You Your power rests on me, yeah! 今、 イエスをたたえる やみ  いやされた者が ただ その力を I'll praise You Now for every victory I'll praise You 'Cause Your Spirit lives in me I'll praise You Your power rests on me! 今、 イエスをたたえる 神  の子供として ただ 彼の愛を [Chorus3] The word of the Lord, in my mouth To bring about the change Full of Your power, I step out Declare aloud Your praise I prophesy I prophesy I prophesy 御言葉(コトバ)は、僕の 口の中で 心に、力 満たしていく I prophesy I prophesy I prophesy ーーーーーー この歌詞の登場人物は「I(自分)」と「YOU(イエス・キリスト)」の二人。 表現したかったのは二人の心の距離感です。 日本語って言語は口調や使う一人称によって、その人の距離感や社会的地位の序列がある程度推測できてしまう言語。 またキリスト教の文化は、実生活レベルではあんまり馴染みがありません。(人口の1%未満) それに題名からして「PROPHESY(=預言→未来を予知する予言ではなく、神から預かった言葉と言う意味)」からして専門用語。 どうしようか考えていると、二人の関係が言葉を「預ける」とか「託す」と言う事ができる事=この二人は実際に会話をする関係性を既に築いている事に気付きます。 そこでイエスが息子だと思っている人間に対して「お前が何者なのか、思い出せ」と語りかけるような形にしようと思うに至りました。 その結果、ただの人だった「自分」が預言者であり、彼から愛されている子供だと言うアイデンティティーを発見する。そんなストーリーになりました。 ただの翻訳ではなく、この詞が歌う世界観とか、ストーリーを大切にしたいと思って言葉を選びました。

    • (クリスチャン向け)言葉選びで思ってる事-2

      今回もクリスチャンの言葉選びについて思ってる事を書いていきます。 私にとって言葉選びとは、自分の”常識”と言う箱から出る営みの一つです。 ただ、今でこそこんな事を言ってる私も、新人記者だった時、自分の未熟さから編集担当者と何度も争いました。 彼は言いました。 「私はあなたの敵ではありません。ただあなたが見て、聞いてきて、伝えたい素晴らしい事を正格かつ、できるだけ良い形で伝えるお手伝いをしたいのです」と。 言葉とは自分の意図を「相手に伝える」為の道具です。 だからいかに高尚

      • (クリスチャン向け)言葉選びで思ってる事

        前略、私は元気です。 教会では追い風も向かい風も吹いてますが、とりあえず航海を続けてます。やってることは相変わらず歌詞のローカライズです。 今日はローカライズ(≒翻訳)をやってて感じている事を書きます。 私のキャリアの中には”新聞記者”があります。 自然、文章の構成や単語選びのボキャブラリーを増やす訓練をしています。 しかし、もしそういった訓練を受けていなかったらどうなっていただろうかと考えました。 きっと自分の経験則の中でしか言葉を紡げなかったんじゃなかろうかと。 私

        • 「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-10

          先日、友人とキャンプに行って来ました。今日はその時思ったことを書きたいと思います。 キャンプって決して一人の計画だと上手くいかない事が常だと思うのです。 全体のスケジュールばかり目が行くと、細かい所を見落としてしまったり、細かいところばかり見てると、面白くなくなったり… その中でできる事を分け合って楽しくするのです。料理ができる人、掃除や後片付けが得意な人、タイムキーパー、面白いアクティビティを企画する人、快適な休憩や睡眠をデザインする人…などなど役割はたくさんあります。

        日本語版 PROPHESY by Planetshakers

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        • (クリスチャン向け)言葉選びで思ってる事-2

        • (クリスチャン向け)言葉選びで思ってる事

        • 「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-10

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          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-9

          「親に従いなさい」 「文句があるなら〇〇ができてからにしなさい」 これは私の口から息子に「決して言わない」と決心した言葉です。 今回はこの決心の理由を書きたいとおもいます。 これは職場なんかではよく聞く言葉かも知れません。 「一丁前の口は一人前になってから聞け」なんて。 まあ職場なんかでは仕方ないかも知れません。ただ武道の世界では違う考え方があります。 空手などでは黒帯を締めた有段者が、未熟な弟子と稽古をする時には「後の先」と呼ばれる事を実行します。 ザックリと

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-9

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-8

          最近息子とのコミュニケーションの難しさを感じる事がよくあります。 もちろん、私とは違う時代を生きる、違う事を考えてる、彼。 「これはわかるでしょ」と思ったら全然伝わってなかったり、間違って伝わってたり… 読者の皆さんもこんな事ありませんか? 世の中では「伝え方が9割」なんて言いますが、個人的にはどうなのかなぁって思います。 それって「伝わった」のではなく、「伝わったような気になった」だけだったりしませんでしょうか? 「伝えた」と言うのは容易ですが、「伝わる」のは至難

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-8

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-7

          今日は父の日。 私は実の両親との関係が劣悪なので、この日はいつも複雑です。 でも義父に倣って、今は自分も親になった身。自分の事に一生懸命な息子が祝ってくれる事を期待せず、私は義父に感謝する日にしようと思います。 人間って油断すると「私にちょうだい」って態度になっちゃうんですよね。 私自身も欲しがりなんで例外ではありません。 でも親になってみて、親が子供に向けて「欲しがりさん」になったら、子供にとっては重すぎるんだという事がわかりました。 でも親も人間。誰かにあげてばか

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-7

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-6

          今日は息子と一緒に“義父”の家に帰省してます。 実はこの義父に出会うまで、私は誰かの親になることを恐れていました。 私は実の両親とは険悪な仲でした。 父も祖父を恐れていて、祖父が認知症になって父の事を忘れてしまうまで、そのパワーバランスは変わりませんでした。 祖父が亡くなるまでに和解したのかどうかは、本人達以外に知るよしもありません。しかし私が手本にしたい父と子の関係ではありません。 母も祖母の「夫に付き従う姿勢」に違和感を感じていました。女性同士が見たら対等な友達みた

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-6

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-5

          相変わらず息子のイヤイヤは止まりません。 でも理由はわかりました。 それは彼も成熟してなくても、みっともなくても、「男」なのです。 大声で泣いてたら「強く、雄々しく」なりなさいと言われて、またそうありたい生き物なのです。 だから弱い姿なんか見せたくないのです。 そして褒めてもらいたいけど、「もらうより与えたい」とも思っているのです。 でも自分の現実と理想の間で苦悩している。 感情では自分に痛みを与えた人間に報復したい。 でもそれは良い事でない事も、自分の利益にならな

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-5

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-4

          時々ですが、“息子“と私は意見の違いから喧嘩になる事があります。 お互い一般人より腕っ節に自信があるので、それは派手に衝突します。 最近ではバットでトイレのドアを破壊したっけな… 理由はさて置き、いくら仲良くしようとしても、違う意見を持ってる同士だと衝突する事ってありますよね? もちろん言わなきゃ行けない時や、何かをやめさせなきゃいけない事などはあります。 でも基本聞き役に徹してても、私も人間。 「そりゃ違うだろ」と突っ込んでしまう事もあります。 それが彼の地雷であ

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-4

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-3

          子供の親になるってのは大変です。 まず大人の私より、彼は忍耐力が無い。だから対等の話し合いが成立しません。 すぐ感情的になって、論理的に話す事を放棄します。でも理由は言わない。あるけど言わない。 もしかしたら、自分でも自分のもやもやの理由が説明できるほど理解していないのかも。 そんな時ってありませんか? そんな時は一旦こっちの言いたい事を聞いてもらう事は諦めます。 子供にとって、親の言葉とは刃物のような物。 だからこそ、こんな時私に武術を教えてくれた人の言葉「一撃必殺

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-3

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-2

          皆さんにとって長所ってなんですか? 長所が見つかった時は宝物を見つけたような気持ちになるもんだと私は思います。 今日は、少し”息子“の自慢をさせてください。 彼にはすごい所がたくさんあるのです。 彼は言葉遊びが大好き。 会話の中から単語を拾って、ランダムにダジャレや冗談で返して来ます。 しかも、それがダジャレだと気が付かなくても、文脈を破綻させない単語を選んで発するのです。 彼の表情を見ないで話してたら、おどけて言っている事に気付かず、本気で変な事を言っているのだと

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-2

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-1

          はじめに、これは誰かを責めるために書いた物ではありません。過去に起きた事だから読めば必ず誰かの心は波立つでしょうけど… これは私と、似たような経験をした人の心の解放を目的に書く事をご承知ください。 オチを先に言います。 私は今日から親になります。幼い時に傷付いたまま体だけ大きくなってしまった子供の「親」に。 これはそんな私の“息子”のプロフィール。 「従えないなら、ここから出て行け」 この言葉は彼の(私にとっても)人生にとって大きな影響を持つ言葉。 初めて聞いたの

          「独身だけど、今日から親になります」 子供の感情を抱えて大人になった人への日記-1