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成果をバージョン管理してみるのはいかがでしょうか
仕事柄、Gitにとてもお世話になっています。
Gitは、コンピュータのプログラムのバージョン管理ツールの一つです。バージョン管理とは、プログラムを変更した際にどの部分がどのように変更されたかを記録しておくことです。
具体例として、あなたが友達と一緒にプログラムを作っているとします。最初のバージョンでは、プログラムは動作しなかったので、動作するように修正を加えました。その後、さらに機能を追加するために修正を行いました。しかし、しばらくして友達が以前のバージョンに戻りたいと言い出しました。このような場合、Gitを使えば修正履歴を管理し、いつでも過去のバージョンに戻ることができます。
例え話で説明すると、Gitはプログラムの時間旅行機のようなものです。プログラムを変更するたびに、Gitはその修正内容を記録し、タイムラインを作ります。そして、どのバージョンにでも簡単に戻ることができます。友達が「もうちょっと前のバージョンが良かった」と言ったら、Gitを使ってそのバージョンに戻り、それからまた新しいバージョンに戻ることもできます。
つまり、Gitはプログラムの過去の状態を管理し、いつでも過去のバージョンに戻ることができる便利なツールなのです。
ということで、一般的にはプログラムのソースコードを管理する用途で広く使われています。
が、管理対象は別にプログラムだけに限られているわけでもありません。
私は自分の書いた小説や、設定資料の管理に使っています。
履歴が残るので、間違って消したり壊してしまっても元に戻せますし、変更箇所の差分を比較したり、変更した時期を確認したりと、とにかく便利。
素のテキストであれば、直観的に中身を比較できます。
誤字脱字など見つけたとき、小説投稿サイト上で直接修正しちゃったりしますが、すると、手元のファイルとはズレが生じます。
そんなとき、あれ、最新バージョンどれだっけ?みたいなことが起こりますよね。
バージョン管理していれば、そんなときも安心です。
また、ツールによっては画像の差分も見れるので、便利です。
Gitに限らず、目的に特化したバージョン管理ツールもあると思うので、探してみてもいいかもしれません。
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