作詞 【小骨】
【小骨】
作詞 久保研二 作曲 落合さとこ(小舟)
①
骨が刺さった 夜だから
どうぞ背中を さすってください
噛まずにご飯を のみこんで
軽いめまいが しています
②
骨身に染みた 夜だから
どうぞも一度 かまってください
すべてのうらみを のみこんで
息が詰まって 死にそうです
③
骨折り損で くたびれて
思い出さえも 捨ててください
あれこれ辿れば お互いに
ひどい痛みが 蘇ります
④
骨を抜かれた 朝が来て
自分の足では 立てはしません
刺さった小骨が いつのまにか
灰皿の中に 捨ててあります
灰皿の中に 捨ててあります