検証と反省
正月2日。午前中。
普段あまりしないことに、集中して取り組むことにしました。
自分の作品を、あらためて、マジメに聴き直して、検証する作業。
決して過去に頼らず、満足せず、おごらず、卑下せず、まどわされず……。
自分自身と、深く向き合いながら、歌詞を、声を、旋律を、空気を、全身全霊で、受けとめるのです。
CD化されていない曲もたくさんあります。
なんとなく、自分の中でベンチの隅に置いていた曲が、思わぬ輝きを放つ時もあります。
正月 2日。
宇宙のあちらこちらに散らばっていた、愛しい子供たちが、私に会いに一同に集ってくれた気分です。
作品は子供、子は宝、宝は宝船、宝船は七福神。これぞまさに、正月の醍醐味。
「お〜 神よ。 久保研二は、世界で一番幸せ者だと、あなた自らが、天国の津々浦々にまで、吹聴してください。
ポスターを貼り、フライヤーをまき、回覧板もまわしてください。
お〜神よ。七福神やお釈迦さまにも、忘れずそうお伝えください。
お〜神よ。マジで久保研二は、いま幸せを痛感しています。嘘とちゃいます。盛ってもいません。等身大のホンマです。
お〜神よ。まずは私を信じてください。無理だとは思いますが……」