資本主義の正体見たり
不安や焦り、危機感にあふれている時に金欠が襲ってくると、人は確実に追い詰められて精神が蝕み始めます。
わかりやすいストレスが全身を占拠すると、なるほど……肉体の不具合の多くはやはりストレスが原因やったんか……と、あらためて実感できます。
世の中に、おそらくどんな症状にも効く薬は存在しないのだと思います。
けれども唯一、それに限りなく近い薬は「現金」なのでしょう。
世の中……この世界には、お金よりも大切なものがたくさんあります。
それは、今までさんざんツバを撒き散らしながら私が言い続けてきたことです。今ならツバを撒き散らせば大問題ですが。
「お金より大切なものがある」
そのことに対して、私の信念が揺らぐことはありません。
しかして!
問題は「お金」より「大切なもの」のほとんどすべてが、自分より目下であるはずの「お金」に首根っこをつかまれていることです。
もしかしたら資本主義のホントの定義はそこかもしれません。
「資本主義とは、お金より大切なものの生存権を、お金が握るシステムをいう」
今までなんでそこまで考えが行き着かんかったんやろか? 見ぬけんかったんやろか?
簡単なことです。
「お金が一番強い世界が資本主義社会」
共産主義なら金儲けの上に「権力闘争」があるのでしょうね?
つまり権力をお金に両替、換金したのが資本主義?
これ、もしかしたらパチンコの玉を景品にかえるのと似ていませんか?
その景品をさらに現金に替えた人は、その現金で果たしてどんな幸せを手にいれるのか?
私の身内に、生きていくのが必死で幸せは得ることができなかったと回想・証言する元パチプロ青年がいます。
世の中きっと単純なんでしょうが、めちゃくちゃ複雑に頭が渋滞します。
正直、はよ逃げたいです。消えたいです。
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