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【ノート画像付き解説】やる気に頼らない! 本を読む習慣がつく読書ノートの書き方

【はじめに】


本記事は次のような方のために書きました。

・本を読むのが苦手で続かない
・読んでもすぐに忘れてしまう
・読書習慣を身につけたい
・読書ノートの書き方がわからない


読書にやる気は必要ありません


本を読むことに対して、高いハードルを感じていませんか?

読みたい本に出会ったり、読書そのものに憧れを抱いて、数百ページに及ぶ本を手に取る。勢いをつけて読んでみるも、集中力が続かず挫折。読めなかった本は今、部屋の隅っこへ。
やっぱり自分は本が読めない側の人間。読書を趣味や生活の一部にしている人は、そもそも自分とは頭のつくりが違うんだ。

そうやって、勝手に読書のハードルを上げてしまっていませんか?

そんなあなたでも、読書習慣を身につけることはできます。あなたが本を読めないのは、これまで本との正しい付き合い方を教わってこなかっただけだからです。

私たち人間は、習慣となっていることに対してはやる気に頼ることはありません。読書習慣が身につけば、本を読むのにやる気も勢いも必要がないのです。

本記事にて、本の選び方読み方、そして読み終えたあとの読書ノートの書き方についてお伝えします。

読書ノートを書くから本が読める


いやいや、本を読むのも一苦労なのに読書ノートなんて書けませんって。
そう思われたあなたは、またしても自分自身で読書のハードルを上げてしまっています。
ここでひとつ、大事なことを囁かせてください。

本が読めないから読書ノートが書けないのではありません。
読書ノートを書く目的があるから本が読めるようになるのです。

まずは読書ノートをおすすめする理由について、【序章 なぜ読書ノートをおすすめするか】にてお伝えしていきます。
その前に自己紹介をさせてください。

自己紹介


わいわいと申します。2024年12月現在、31歳。
本が大好きな普通の会社員です。

2024年12月時点のX(旧Twitter)プロフィール


今になって「本が大好き」と公言できていますが、本が読めるようになったのは30歳になる年からでした。

本との正しい付き合い方を知ってからは、やる気に頼らずとも本を毎日読む生活になりました。本を読むうちに自分も文章を書きたくなり、X(旧Twitter)にて情報発信を開始。
読んで書く生活を習慣にした結果、書籍を出版するに至りました。

本を読みだした当初から私が取り入れてきたのは、気に入った言葉をノートに抜き書きすることです。
ただシンプルに抜き書きするだけのノートでしたが、この作業は読書習慣を身につけるためには欠かせないものでした。

人生で初めて書いた読書ノート


ここからアップデートを繰り返して、今回ご紹介する読書ノートテンプレートが誕生しました。
この読書ノートテンプレートは、私が「読書をはじめたときから知っていたかった!」と心の底から思える型です。

読まれた方々の声


ありがたいことに、たくさんの感想&レビューをいただきました。
その一部をご紹介します。


それでは【序章】にて、なぜ読書ノートをおすすめするかをご説明します。

(※【序章】までは無料枠となります。それ以降は有料枠となります。
下記に目次を記載していますが、【序章】以降は購入者限定コンテンツのため、見出しの一部を〇〇で伏せております。
※参考図書となる本を画像付きで紹介するために、一部Amazonアフィリエイトリンクを利用しています。

【序章 なぜ読書ノートをおすすめするか】

1.記憶に残る読書体験


読書を挫折してしまう原因のひとつは、本の内容を忘れてしまうことです。
せっかく読んだのに、仕事や暮らしに活かせない。どんな本だったか説明したくても「よかった」の一言しか出てこない。
このようなモヤモヤが挫折のきっかけになってしまうのです。

読書ノートを書くことで、本の内容が記憶に残りやすくなります。
なぜなら、書こうとすることで自然と繰り返し読むことになるからです。
いわゆる再読。勉強でいうところの復習です。

ドイツの心理学者エビングハウスの「忘却曲線」という実験があります。
10個の単語を覚えてもらい、時間の経過とともにどのくらい忘れるかを調べたものです。
結果は一目瞭然。何もしていない人は、1時間後に半分忘れました。1回復習した人は7個覚え、2回復習した人は9個覚えることができたのです。

読んだ内容について書くには、再びそのページを開いて読む必要があります。よって書こうとすることが復習の役割を担っているのです。
読書ノートを書くことは、記憶に残る読書体験。書くことも読書の一部といえるでしょう。

また、手書きの効果も期待できます。
人間の脳は、手足を動かしたり行動することで刺激を受けて、新しい情報を得ます。だから読むだけでなく書くことで、本の内容がさらに記憶に残るのです。

脳と記憶の関係性については、加藤俊徳 著『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(サンマーク出版)に詳しく書かれています。

2.記録に残す資産化


読書を挫折してしまう原因をもうひとつ。それは、成果を得ている実感がないから。
本を読んでさっそく仕事や暮らしに活かせるのは、読書に慣れている人たちです。
それがまだできない人には、成果を感じないどころか、時間やお金、労力を無駄にしたと捉えてしまう危険性があります。

読書ノートとして記録をつけることで、読書体験をかたちに残すことができます。
目に見える成果は、人に達成感を与えてくれます。心理学的にも、記録をつけることで自己効力感(自分の能力を信じる気持ち)が高まることが明らかになっているのです。

また、読書ノートは資産そのものです。
人間の記憶は時間の流れで曖昧になってしまうもの。一方で記録は一生残り続けます。
読書ノートは、いつでも取り出せる記録という資産。私はこの資産を活用して、書籍を出版することができました。

読んだ本の内容を資産にするなら、奥野宣之 著『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』(ダイヤモンド社)がおすすめです。

読書ノートを書くのは、時間も労力もかかります。書かないほうが多くの本を読むことができるのも事実。
それでも読書ノートを書く価値はある。ということを本章にてお伝えしました。

それではここから、本の選び方読み方読書ノートの書き方についてご紹介します。
わいわい読書ノートテンプレートの使い方も、ノートの画像を用いて解説していきます。

【第1章 本の選び方】

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