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歌で表現できるもの

9月も末になってNU’ESTの新しいコンテンツが始まりました。

『NU Monthly Music』という、一見では音楽に関するコンテンツではあるけど、何をするのかよく分からないものでした。
9月30日にアロンさんの分が公開されるということで心待ちにしていました。
ここでアロンさんのことを少しだけ紹介します。

⭐️1993年5月21日生まれ

⭐️アメリカのLA出身(練習生として韓国に来るまで一切韓国語話せなかったみたいです。今ではそんなことを考えられないくらい韓国語上手いです)

⭐️NU’ESTの最年長(ただしNU’ESTではほぼお兄さん扱いされてないです笑)

⭐️ボーカルもラップも両方できる万能型

⭐️ニューヨーク大学に合格していたほどの秀才(賢いのはもちろんゲームなどで発揮するずる賢さも魅力)

メンバーからは基本的に「アロニョン(アロン➕ヒョン(韓国語で「兄」の意味)」と呼ばれているのでここから先はアロニョンと表記します。

それで公開された映像がこちら⬇︎

コンテンツが公開されるまでに予告が何回かTwitter等であったのですが、具体的に何が公開されるのか私は分かっていませんでした。
公開されたのは『거리에서(街で)』というソン・シギョンさんという歌手が歌っている曲のカバー曲でした。

最初に聞いたときから、とにかく切ない曲でアロニョンの声にすごく合っているなと思いました。個人的にアロニョンに切ない曲を歌わせたら右に出る者がいないと思っていたので今回の曲はぴったりでした。そして、ただ歌が上手いだけではなく、聞いている側に何か訴えてかけているようにも感じました。

その後に公開されたこの「거리에서」カバーに関するインタビューで、最近自分の身の回りで色々なことがあったので、この曲を歌うことで自分の気持ちを上手く表現することができると思ったと話していました。


今年の初め、アロニョンは体調を崩して活動を休止していました。4月のカムバック活動には流動的に参加して6月に完全に活動を復活させています。

活動休止してから半年で活動を再開したので、きちんと回復できたのかなと少し心配でしたが、L.O.Λ.E. STORY(毎週YouTubeで配信されているNU’ESTのバラエティ番組)ではすごく楽しそうにしていたので、大丈夫なのだろうと安心していました。

ただ、活動再開して少し経ったころアロニョンの最愛のペットが天国に旅立っていきました。どんなときでも大好きな犬の話をしていたアロニョンにとっては本当に衝撃的で悲しい出来事だったと思います。

「거리에세」の歌詞はそんな彼の今の状況にすごく合っている気がしました。原曲も聴いて、歌詞もYouTubeで訳してくれている方がいたので見たのですが、本当に今の彼の状況と合っているような歌詞でした。

니가 없는 거리에는 내가 할 일이 없어서
君がいない街では 僕がすることはなくて

마냥 걷다 걷다보면 추억을 가끔 마주치지
ただ歩いて 歩いてみると 時折思い出と向き合う

떠오르는 너의 모습 내 살아나는 그리움 한번에 
思い浮かぶ君の姿 僕の恋しさを一度

참 잊기힘든 사람이란 걸 또 한번 느껴지는 하루 
本当に忘れられない人だということを一層感じた1日

↑は「거리에세」の最初の歌詞です。原曲では別れた恋人に向けての気持ちを表現しているように思われます。今回はそれをそのときの彼自身の状況に合わせて歌っていたのかなと思いました。この部分だけでも本当に切なくて涙が出てしまいます。一曲通してすごく心に響く曲でした。原曲を歌われているソン・シギョンさんの声もすごく素敵でした。

私はまだアロニョンを知って一年も経っていなくて、インターネット上の情報でしか分からないですが、すごく周りの人に優しくて繊細な人だということが感じられます。そんな彼が心を許せる最愛の犬をなくした辛さは計り知れないだろうと思いました。この歌を通して表現することで少しでも心が軽くなっていればいいなと思いました。

※今回の記事はあくまでも私の勝手な考えなので、全く違うことを表現している可能性もあります。その部分についてはご了承ください。

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