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鳥肌が立つほどのパフォーマンス

早くも11月に突入しました。時の流れが早過ぎると感じる今日このごろです。

さて、『NU Monthly Music』10月31日に公開されました。Monthly Musicなのに1ヶ月の中の最後の日のしかも夜に公開されるという何とも不思議な企画です(笑)

10月はNU’ESTのメインボーカル、ベクホさんのカバー曲が公開されました。
ここで、ベクホさんのプロフィールを簡単に紹介します。

⭐️1995年7月21日生まれ

⭐️済州島出身(そういえばベクホさんが方言で話すの聞いたことないです。もうソウルに長く住んでいると思うので、普段は方言は出てこないと思いますが)

⭐️2016年ごろからNU’ESTのアルバムをプロデューサーのボムジュさんとメインでプロデュース(最近のアルバムの曲ではベクホが関わってない曲の方が少ないと思います)

⭐️メインボーカルでかなりの高音が出ます。

⭐️最近、登山にハマっている。
夏の終わりから秋にかけてよくWeverseで登山に行ったときの写真をアップしていました。また行ったの?と思うほど頻繁に行っており、このMonthly Musicのインタビューでも登山に当日行ったてきたと話していたので、時間ができる度に行っていると思います。

前置きが長くなりましたが、とりあえず聴いてみてほしいです。⬇︎

私は聴いた瞬間、鳥肌が立ちました。最初から最後までこの曲の世界に引き込まれてしまいました。もちろん私がNU’ESTのファンだからというのもあるとは思いますが、ファンではない人でも一度聞いて心が動かされると思います。

正直、原曲のSam Ryderさんのパフォーマンスを先に見ていたので、これはカバーするのが難しいだろうなと思っていました。Sam Ryderさんの圧倒的な技術と力強さを見てしまうと、大丈夫かなと心配になるほどでした。ということで、ベクホさんには失礼だとは思いながらもあまり期待しないでいました。

でも、予想を遥かに越えて、この難しい曲を彼は自分のものにしていました。
タイトルの『Tiny Riot』は直訳すると「小さな暴動」です。全体的な歌詞の内容は抽象的なのですが、
「何かをやり遂げたいときは恐れを捨てて情熱を燃やしてひたむきに突き進めー!!!!」
という感じでしょうか。
私は英語が苦手なので、訳してくださっている方の和訳を見たのですが、かなり抽象的な歌詞でニュアンスでしか分かりませんでした。ただ、とにかく強いメッセージがあることが伝わってきます。

原曲は割とその強いメッセージを歌い方にも反映させている感じですが、ベクホさんは彼が持っている声質を最大限に生かした歌い方をしていました。彼の声は高音がカーンと力強いのが印象的で、今回のカバーでももちろんその部分も生かされていると思います。ただ、私は彼が中低音を歌うときに息が多めでセクシーな感じになるのが好きで、その部分がこの曲ではすごく生かされていた気がします。今後出るであろうアルバムの曲でも、中低音を歌うときに注目したいです。

この曲のテーマとなっている「情熱を燃やす」ということに関してですが、私自身、最近何かに情熱を燃やすということがなく、虚無感を感じることが多かったです。仕事でもうまくいかないことが多く、やる気を失っています(現在進行形)。この曲を最初に聴いたときは和訳もなく、全く意味は分からなかったのですが、すごく心に響きました。後で和訳を見て意味を理解すると、こんな意味の曲だったから、今の私の心に響いたのかなと思いました。

この曲のインタビューで、ベクホさんは最近この曲のように「小さな暴動」のようなこと(何かに情熱を燃やすこと)がありましたか?という質問に彼にとっても「小さな暴動」のように感じることがあまりなくて、だからこそこの曲が心に響いたみたいだと話していました。
⬇︎インタビューの動画です(英語字幕はありますが、日本語字幕がないので切実に日本語字幕を求めています(笑))

彼がこの曲を歌うことで、彼自身だけでなく私のような聴いている人の心にも影響を与えることになりました。そういった意味でもこの曲を彼が歌った意義があるのではないかと思います。

※今回の記事はあくまでも私の勝手な考えなので、全く違うことを表現している可能性もあります。その部分についてはご了承ください。

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