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java開発IDE-NetBeans(無料)について
前書き
今回はプログラム統合開発環境(IDE)の一つであるNetBeansについての記事を書かせていただきます。
NetBeansでは、Java、PHP、C、C++、JavaScript、Groovy等のプログラミング言語を使うことができますが、自分は主にJavaの開発だけに愛用しております(C、C++、JavaScriptはVisual Studioが定番でしょう)。
NetBeansは、特にJavaFX, Java Web, Java EE等のフレームワークを使ったWebアプリケーションの開発に便利です(プロジェクトを作成するだけで、必要なモジュールが自動的に用意されています)。
NetBeansのダウンロードとインストール方法
先ずはApache NetBeans公式ホームページを開きます。
※バージョン番号は変わるので、ダウンロード時点での最新バージョンを選べばよいです。
「ダウンロード」ボタンを押すと、下記の画面になります。
windowsにインストールする場合、赤枠内のファイルをクリックします。すると、下記画面が表示されます。
いろんなミラーサーバがあるので、適当なサーバを選んでダウンロードします。ダウンロードが完了すると、ローカルマシンに下記のファイルが保存されます。
↑のファイルをダブルクリックし、インストールを開始します。
「次へ」ボタンを押すと、下記の画面が表示されます。
チェックを付けて、「次へ」ボタンを押します。
NetBeansをインストールしたいディレクトリと、JDKのディレクトリを指定し、「次へ」ボタンを押します。
「インストール」ボタンを押すと、次の画面が表示されます。
しばらく待つと、インストールが完了し、次の画面が表示されます。
インストールが完了すると、デスクトップに次のショートカットが作成されます。
上記ショートカットをクリックすると、NetBeansが起動されます。
NetBeansの開発画面構成
NetBeansを起動すると、下記のような画面が表示されます。
・メニュー領域: ソースの開発、実行、デバッグなどの機能を選択できます。
・クィックツール領域:各ツールボタンをカスタマイズできます。
・ソースファイル管理領域:プロジェクトの全てのリソースが表示されます。
・ソース構造表示領域:「ソースファイル管理領域」内で選択したファイルの内部構造を表示します(選択されたファイルの種類によって表示が変わります)。
・プログラミング区域:プログラムを書く場所
・情報表示領域:いろんな情報(コンソール情報、実行状況、デバッグ情報など)を表示する領域。
・状態表示領域:メッセージ、キーボード状況、カーソル位置など
プログラミング言語を勉強する場合、実際に手を動かしながらコードをたくさん書いてみることをお勧めします。そうしたら徐々にそのプログラミング言語に慣れていきます。
IDEも最初はよく分からないと思いますが、毎日使ってみると少しずつ慣れていくでしょう。
NetBeansを使った定番の「Hello, world!!」プログラミング
先ずはNetBeansを起動します。
しばらく待つと、メイン開発画面が表示されます。
「ファイル」>「新規プロジェクト」を押します。
次に表示する画面で、プロジェクトの種類を選びます。
今回はJava言語で開発するので、「Java」>「Java Application」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
下記表示される画面で、プロジェクト名、作成したいディレクトリ、作成したいメインクラス名などを指定し、「完了」ボタンを押します。
下図のように、プロジェクトとメインクラスが作成されます。
下図のように、main()メソッド内で「Hello, World!!」を出力するコードを書きます。
プログラムの実行方法
メインクラス上でマウス右クリックし、表示されたコンテキストメニュー上の「Run File」をクリックします(デバッグした場合は「Debug File」をクリック)。
Javaのソースコードが自動的にコンパイルされ、実行結果が情報表示領域に表示されます。
まとめ
今回はNetBeans IDEのインストール方法と、Javaプログラミングのスタートする方法について書きました。
今現在、Java言語でWebシステムを開発している会社では、ほぼ大半がEclipseというIDEを使っていると思いますが、NetBeansも負けないぐらい便利だと思います。
どのIDEを使うかは自分の好みなので、いろいろ見て自分が一番好きなものを選べばよいと思います(もちろん、会社に勤務する場合は会社で決まっているものしか使えない場合があります)。
では、ばいばい! Have a nice day!