ニューハーフが考える男女の自己評価
イキナリですけれど想像してみてください。
あなたはとある大きな依頼を受け制作した製品を先方に納品しました。
ところがこの製品、実は納品直前に致命的では無いものの個人的には恥ずかしいレベルのミスが浮き彫りになったのです。
ですが、仕様上の問題は無いだろうということでタイムスケジュールを優先して納得は行かないものの渋々納品したものなのです。
そして数日後、先方から以下の反応が届きました。
『素晴らしい!最高だ!この製品のおかげで予想以上の大儲けだ!!』
さて、あなたはこう言われてどう思いますか?
1、え?ホントですか?!、それは良かったです!
(そっかーあのミスは杞憂だったか、良かった♪)
→職歴に入れとこ❤︎
2、え?ウソでしょ?!、ハァ…喜んで頂けたのでしたら幸いです。
(マジで?ひょっとしてあのミスに文句言おうと思ってわざとカマかけて来てる???)
→どうやら本当に感謝されてるみたい…
→恥ずかしい、もうあんなミスはゴメンだ。
→黒歴史だね…
極端な2つの例を挙げましたけれども概ねこの2系統に分類されるかと思います。
1は外向意識で自己評価を判断している
2は外向意識と内向意識で自己評価を判断している
…と言う事なのですね。
で、お察しの通り1は男性に多くて2は女性に多い自己評価の仕方になります。
外向意識100%でも生きられる男性
男性って普通に生活していると「自分の内面に意識を向ける」即ち内向意識に注目する事なく活動することが可能です。
元々が自分と対象物との対比をして優劣をつける事がとても大事な行動の基準なのでその感覚は当たり前といえば当たり前なのですが、実を言うと自分の内側に目を向けると…自分の「弱さ」を目の当たりにする事にもなるので純粋に怖いのですw
そのせいなのか解りませんけれど、傷口とか注射とか「自分の内面」を意識させられる行為が苦手な方が多いですよねw
つまり男性は相当意識的に内向意識を使わないと外向意識が限りなく100%に近い感じで生きられる生き物なのです。
余談ですけれど、筋トレをするトレーニー男子は内向意識が芽生えます。
筋トレは瞑想とほぼ同義…と呼ばれる由縁ですね♪
女性はそうはいかないよね〜
外向意識100%で生きられる男性と違って女性は内向意識を常に持ち続けなければ生活もままなりません。
一番の理由は生理ですけれども、より解像度の高い言い方をすると月経周期があるからです。
女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)の分泌バランスによる様々な肉体の変化。さらにそれと呼応する形で気分も目眩く変化をする訳です。
「今この瞬間の自分」と常に折り合いをつけない事には行動もままならないのですから、内向意識は常に持ち続けている訳です。
必然的に外の評価(外向意識)と自分の感情(内向意識)は別物としてその両方が揃ってgoodと認識していればこそgoodの自己評価をする事が出来る感じですね。
極端な話…
男性は相手が誰であれ「凄い!」と言われるとつい嬉しくなっちゃうんですよ。
女性は「凄い!」と言われても相手との関係性や自分の気持ちとの折り合いがついてないと素直に嬉しいと言う感情で納まりません。
しばしば「男性は単純」と言われる由縁はここにあると思われます。
外向意識のみで判断するケースが多いので結論まで1ステップなのですね。
…まぁ、単純と言うか、スピーディーと言うか、うん。そゆことですw
で、女性はどんな些細な事でも自分との折り合い(相性とか価値観とか)をつけるので結論まで少なくとも2ステップ必要なのです。
前回のnoteで解説した「視点の違い」が生じる源流がこの辺りにありそうですね♪
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