作品を商品へする方法
商品に出来ない意外な理由
昨日のnoteに書いたのですが、雪凛と言う存在は「作品」としてなかなかの完成度と評価を得ているものの「商品」としての魅力は全然供えてない…って言うか「商品としての魅力」はむしろ作品としてかなりのノイズになってしまう…と言う感覚ゆえに商品としての体裁を全く満たさないまま「この作品良いでしょ?買いませんか?』って感じでセールスしてたと言う訳です。
如何に性能が良くても、デザインが優れていても、日常使いが出来ないものは商品としての価値はかなり低くなる訳ですね。
これは何も雪凛だけの話ではなくて、、、
特に職人系の人が陥りやす罠なのですね。
優れた技術=集客力
…的な神話を頑なに信じてしまいがちですが、これは明らかに間違っていて
魅力のある技術=集客力
…な訳です。
この魅力はもちろんお客にとっての魅力であって技術者にとっての魅力とは必ずしも一致しない…と言うか、むしろ最初から一致する方が珍しいと思います。
技術者にとって「優れた技術」はとても魅力的で、ソレを体得することで自分の価値が上がるので躍起になって勉強したりするのですけれども、これは自分という作品を突き詰めてる行為なのですよね、ある一定のレベルに達すると一般人から見た「差」がぼやけてきてしまいます。
突き詰める技術者の周りには理解者が集まってくるのでこれまたある一定のレベルまでは「通な客」や同じく「突き詰める客」が集まってくる訳ですが、この様な作品を求めるお客様は残念ながら数としては少数派です。
そして、作品を求めるお客様というのは実はなかなかトンデモナイ弊害を産むことがあるのです。
ソレは新人さんの参入障壁になってしまう事です。
どういう訳か、通な客の中には承認欲求を拗らせてしまい新人に対してナチュラルにマウントする人というのが出てくるのですね。
*一言で言うと「ウザめの常連」です。
この様な人を上手に教育・コントロールすることが出来ないでいると、一般から見ると作品が益々難解なモノとして認識されてしまうことでしょう。
作品としてはありがたい理解者ですけれど、裏を返すと「商品価値を認めない人」になりかねない…と言う訳です。
作風が変わると大騒ぎする人と言うのもこの人達になります。
コアなファンほどキッチリコントロールをしないと色々ヤバい…と言うお話ですね。
作品を商品にするのは掛け算がセオリー
優れた作品なのになぜ売れないのか?と言うと、答えは単純で「認知されてない」か「魅力が無い」しかありません。
もう少し解像度をあげると「欲しい人に情報が届いていない」か「そもそも欲しい人が居ない」と言うことです。
*ちなみに先ほどお話したウザめの常連さんの存在は上記の合わせ技で「欲しいと思う可能性のある人が逃げ出す」です。((((; ゚Д゚))) コエー
さて、情報の届け方にも関係することですが、そもそもの「欲しい」と思ってもらう事の重要性は説明せずともめっちゃわかると思うのです。
なので、優れた技術を既にわかってるみんなが欲しがるモノにフィットさせれば「お♪」って思ってもらやすいと思いませんか?
作品を商品にするときの一番最初の入り口はこれです。
例えば現代において優れた技術を持つ「提灯職人」が持てる技術を総動員した芸術的な提灯(作品)を作っても商売として成立する訳はありませんよね?
「みんなが欲しがるモノ」ではありませんし「芸術的価値が製作者の生活を支えられるだけの価値を持つわけでは無い」からです。
でも、この提灯職人の技を活かした可愛いカラーのミニチュア提灯にしたらどうでしょう?
少なくとも現代の商品としての魅力は出てきますよね?
例えがちょっと突拍子もなかったかもですが、そう言う事です。
なんで提灯を出したかと言うと、雪凛が上記の「掛け合わせ」を用いて作品を商品にリボーンさせるプロジェクトを走らせてるからその内容と全然違う例を出したらこうなった…と言う訳ですw
雪凛が走らせたプロジェクトについては遠く無い未来にお知らせすることが出来ると思うので、少々お待ちくださいませ❤︎
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