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Googleサイトの活用方法【学級経営・学級運営】
とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
Google認定教育者レベル1・2の資格を持っています。
主にX(旧Twitter)で日々の学びや気づきについて発信をしています。
今回はのGoogleサイトを学級運営に活用する方法について書きます。
Googleサイトとは
Googleが提供する簡単なホームページを作成できるサービスです。
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Google for educationが導入されている自治体では特におすすめです。
導入されていない自治体でも作成は可能。
Googleのアカウントがあれば誰でも簡単にサイトを作ることができます。
Googleサイトの活用のメリット
編集のしやすさ
自治体独自のスタートページや民間のサービスを利用する場合もあります。
しかし、学級で簡単に子供たちと共有できる仕組みの方が機動力があり便利です。
Googleサイトを活用することで子どもたちに合うものを並べて表示しやすくなります。
子どもたちにとって扱いやすい
時期によって必要なものを簡単に変更できるのもGoogleサイトの便利なところです。
調べ学習のリンク集やフォームなどの調査リンク先をクラスルームに書き込んでも探すことが難しい児童がいます。
Googleサイトを活用することで視覚的にリンク先を見つけることができます。
Googleサイトの実際
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私は学級ではベッターにCanvaで作成した学級目標の画像を入れてその下にアイコンとして画像を並べてあります。
画像にリンク先を紐づけておくことで使いやすい設計にしておきます。
Canvaでアイコンを作る
GoogleサイトのアイコンをCanvaで作ると可愛く作ることができます。
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活用事例
・学級会議事録
学級会を行った際の議事録をGoogleドキュメントで作成をしてあります。
そのドキュメントのリンク先をGoogleサイトに載せておきます。
書記担当の子どもはそのドキュメントに書き込みをしていって記録を残していきます。
学校会議(地域によっては児童会会議)の記録もそのドキュメントに残しておきます。
子どもたちがいつでも確認できる仕組みを作っておきます。
・デジタル教科書へのリンク
デジタル教科書へのリンク先をまとめておきます。
・ナイスノート
けテぶれのノートをPadletというサイトにまとめています。
子どもたちもアクセスをして手本とするノートを見ることができます。
・デジタルバッジ
大橋陽介先生のデジタルバッジの実践を追試しています。
子どもたちがアクセスしやすいようにデジタルバッジへのリンク先をGoogleサイトにまとめてあります。
けテぶれデジタルバッチ
— わいぬ@小学校教員 (@wainu08) July 21, 2024
二学期に向けて大橋先生@mcdreamy55 のデジタルバッチの実践を参考にけテぶれ用のデジタルバッチを生成してみました。
子どもたちの心に火をつけるきっかけになれば#デジタルバッチ#けテぶれ pic.twitter.com/poTKC6or8r
・教科書の問題の答え
教科書が改訂されて二次元コードが教科書に載っています。
算数のたしかめや練習問題にも同様に二次元コードが載っていますが読み込むのに時間がかかってしまう子がいます。
その子のためにも教科書の答えへのリンクをGoogleサイト内にまとめておきます。
算数・理科・書写や音楽などを必要によっては教科ごとにGoogleサイトをさらに作ってまとめておきます。
・ネットドリルへのリンク
教材会社や民間のネットドリルのアカウントが付与されている自治体もあります。
私が勤務する自治体もいくつかのネットドリルのアカウントが付与されているためネットドリルにすぐにアクセスできるようにリンク先をまとめてあります。
・WEBコンテンツへ1発アクセス
Canvaやkahoot!、ロイロノートのリンク先もまとめておきます。
子どもたちもアイコンをみてすぐにアクセスすることが可能になります。
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・タイピングサイトをまとめる
寿司打やポップタイピングなどのリンク先もまとめておきます。
隙間時間に子どもたちが取り組みやすくなります。
・ネットモラル教育などのサイトへ
GoogleのINTER LANDというネットモラルを学べるサイトのリンクも載せてあります。
子どもたちが遊びながらネットモラルを学べるのでおすすめです。
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・調べ学習サイトをまとめる
調べ学習のリンク集としても活用できます。
自治体のごみの分別サイトや水産業のリンク集などをまとめておくと子どもたちも調べ学習が行いやすくなります。
・Googleクラスルームとの連携
Googleクラスルームで授業を作成したりすることがあります。
投稿してからしばらくすると他の投稿で埋もれてしまう場合があります。
何度か使うリンク先はGoogleサイトにリンクを貼ることで探しやすくなります。
校務分掌DXへの活用も可能
学級のポータルサイトだけではなく職員用のポータルサイトも作成可能です。
欠席連絡をGoogleフォームで行ったり、教員用のデジタル教科書や資料のリンク先として、会議の議事録をまとめるサイトなど活用は幅広いです。
学級だけでなくぜひ校務分掌のDXのために職員向けポータルサイトも作成してみてください。
最後に
今回はGoogleサイトの活用方法について少し書かせていただきました。
今回ご紹介したこと以外にもいくつかあります。
・カレンダー機能をつかう。
・委員会やクラブの連絡を一元化する。
・学級通信をまとめる
・脱プリント作戦
様々なアレンジが可能なのがGoogleサイトの面白さです。
夏休み、時間があるからこそちょっとやってみようかなという先生はぜひチャレンジしてみてください。
ご質問・ご感想などはX(旧Twitter)でいただけると嬉しいです。