黒板ちょこっと 〜毎日の黒板にちょい足し〜
とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
今回は板書に書くちょっとした工夫をご紹介します。
過去のツイート(ポスト)を参考に載せておきます。
授業の開始時に黒板に日付とNoを書きます。
さらにそこにちょこっとプラスします。
ねらいとしては
「教科への興味を持ってもらう」
「覚えることを小さくして覚えてもらう」ということです。
以下に詳しくまとめていきます。
国語 日付は和風月名で 二十四節気
理科 その日の天気と天気記号 気温や湿度
社会 今日は〇〇の日
算数 日にちが素数か、割り切れる数字
外国語 曜日も英語でかく
と紹介しました。
国語
日付を和風月名で書きます。
さらに立冬などの24節気も書くようにしています。
理科
天気記号や気温、湿度などを子ども達と確認します。
子ども達と「今日の天気はなんだろう。」などと言って確認をします。
5年生や中学校で天気や天気図の学習をするのでそこにつなげていくことを意識しています。
社会
毎日◯◯記念日などを確認します。
年中行事なども紹介して社会に目を向けるようにしています。
何日かすると自主的に調べてくれる子も出てきます。
算数
日付の割り切れる数を考える。
素数かどうかを考えます。
外国語
日付を英語で書きます
国語の和風月名、外国語の月や曜日などは急に覚えなさいと言われても覚えられるものでもありません。
毎日子ども達に伝えることで緩やかにインプットしていきます。
理科の天気記号なども同じ目的です。
気温や湿度などは観察の際に目を向けてもらいたいという狙いもあります。
社会の記念日などは世の中に興味を持ってもらいたいので取り入れています。
算数の素数や割り切れる数字は5年生で倍数・約数の学習をするためそこへの布石として行っています。低学年なら6月だから六の段をいうなどもいいかもしれません。
いかがだったでしょうか。
日々の小さな積み重ねが子ども達の成長につながります。
大きなことではなくてもコツコツと積み重ねることで子ども達が成長するきっかけになるかもしれません。