年度末に向けて 学級通信最終号で何を書くか
とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
主にX(旧Twitter)で日々の学びや気づきについて発信をしています。
今回の記事は令和型教員サークル「まほろば」のマガジン「紡ぐ学級通信」のリレー記事でもあります。
6人のメンバーで様々な角度から学級通信への思いを発信しています。
あわせてお読みいただけると幸いです。
今回は若手の先生向けに私が年度末の学級通信で意識していることを書いていきます。
結論としては「成長・感謝・別れ」です。
学級目標にたちかえる
学級目標を設定される学級が多いと思います。
4月にこんな子どもたちに育ってほしいという思いを通信に書かれた方も多いのではないでしょうか。
また、子どもたちがこの1年間で育ってきたことについて学級通信や懇談会などで伝えられてきたかもしれません。
学級通信最終号なので文字通り保護者の方や子どもたちに渡す最後の通信です。
4月に立てた学級経営の計画にどこまで迫れたのか触れるようにします。
もちろん、成果と課題を書くというよりも成長した点について触れていきます。
成長1 子どもたちの具体的な姿から語る
子どもたちは4月から様々な姿を見せてくれたはずです。
終わりに4月から比べると成長した姿について具体的な場面を取り上げます。
・作文のかく量が増えたこと。
・運動会でかっこいい表現ができるようになったこと。
・子どもたちの充実した笑顔の写真など
行事や日々の授業や学校生活を通してできるようになった成長したことを具体的に書きます。
この時に写真を入れて比較するのもおすすめです。
成長2 目に見えない成長に触れる
見えない部分の成長についても触れます。
・責任感を持って当番の仕事に取り組めるようになった。
・学級として誰とでも話し合う雰囲気を作ることができた。
・掃除の時間に隅々まで綺麗にすることを心がけられるようになったこと。
子どもたちの見えない心の変容について書きます。
表情や遠くから学級を撮った写真などを添えるのもおすすめです。
感謝 保護者の方・子どもたちへ
1年間が終わるのも保護者の支えがあったからこそです。
見えないところ、気づかないところでたくさんのご迷惑やご心配、そしてサポートをしていただいていたはずです。
保護者の方に学校教育にご理解・ご協力いただいたこと、サポートしていただいたことについての感謝を忘れずに書きます。
そして、子どもたちへの感謝も忘れません。
出会った時から今まで担任についてきてくれたことに感謝の気持ちを書きます。
別れ これからにエールを送る
1年間子どもたちの成長を見守ってきました。
子どもたちとの別れは寂しいものです。
来年度、自分が同じ子どもたちを担任することはほとんどありません。
今ではクラス替えを毎年行うところも増えてきています。
この1年間での成長を活かしてどこでも誰とでも共に学び、成長していく力が身についたことを伝えるようにしています。
最後に
実際に発行した通信の最終号です。
コロナ禍での1年間。成長したことは最終号の前の通信で伝えました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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