【過去から学ぶ⑤ ~保育士旅立ち編~】
警報級の大雪予報ですね❄️
身の安全第一で、少しでも安心して過ごせますように☺️
先週は、『過去の振り返りと学び④』について、書いてみました✍️
今週は『過去の振り返りと学び⑤』について、書いてみたいと思います🍀
数週にわたって書いてきたシリーズの最終編です👍✨
保育士人生を歩み始め、たくさんの学びをさせていただきました。
・男性保育士としての壁
・自分の居場所と役割
・人間関係の多様性
・言葉と行動の一致性
・組織としての考え方 等々
もちろん、『社会人・保育士としての学び』や対人支援にまつわる様々なことを学ばさせていただきました。
27年間の保育士人生は、実年齢の半分以上の年数でもありますから😅
それだけ、私にとっては大切であり、かけがえのないものです🍀
そして、その業界にいたからこそ、たくさんのことも目にしてきました。
・保育士の業務過多
・人間関係のストレス
・保育士不足
・多忙さに見合わない保育士の待遇 等々
【保育士の業務過多】
保育士の仕事は、一人ひとりの業務負担が多いといわれています。
保育士の主な仕事は子どもの生活におけるお世話ですが、それ以外に事務的作業も多く担っており、仕事内容は多岐に渡ります。
・連絡帳の記入
・指導案やクラスだよりの作成
・誕生会の出し物の準備
・行事の企画書作成・準備等
・個別の成長記録や日々の記録
・園内の整備
・保護者支援等の活動 等々
仕事量の多さから、勤務時間内に作業を終わらせることが困難で、園児の降園後に残業をしたり家に仕事を持ち帰ったりすることもあります。
シフト制とはいえ、クラスを持てば実際の勤務時間より早く出勤することも、遅くまで対応することもあります。結果、労働時間が長くなるのも日常茶飯事です。
働き方改革と言われていますが、実際には業務時間の短縮等は厳しくなる反面、ハードやソフト面での整備には至らず、結果的にコミュニケーションや業務過多の改善に至っていないという話も耳にします。
【人間関係のストレス】
保育士の仕事はチームで行うため、職場内の人間関係は重要です。
一方で、女性が多いことから「女性特有」の人間関係の問題があり、「雰囲気が悪い」「嫌がらせをされる」といった精神的ストレスから離職を考える人も少なくはないようです。
人間関係の風通しをよくする取り組みや配慮も求められるでしょう。
また、保護者の中には保育士や保育園に、必要以上の要求をしたり、過剰にクレームをつけたりする人もいます。
多様性を求められる世の中なので、対応の仕方も様々です。
そのような保護者への対応により本来の保育に支障が出ることも、保育士の悩みにつながっています。
近年では、男性の保育士も増えつつありますが、まだまだ女性が多い保育業界なので、職場環境改善も必要かと思います。
【保育士不足】
保育士不足の問題は、たびたび話題になるため耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
少子化といわれている現代でも、保育士の不足が叫ばれています。
厚生労働省の「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」では、令和3年1月の保育士の有効求人倍率は、2.94倍となっており、人材確保に向けた競争が高まっています。
全職種の倍率、1.15倍と比較すると、保育士の求人倍率がいかに高いかがわかります。
保育士不足による職員配置問題は、どこの保育所でも頭を抱える問題になっていると思います。
しかも、市や国からの指示が非常に厳しい…😅
『働き方改革』で様々な制限がある中で、パズルのピースを組み合わせるような緻密な人員配置が必要になっている保育園もあるのではないでしょうか…
また、保育士資格を有していても、実際には保育業界に携わっていない、いわゆる「潜在保育士」も多く、人材確保に向けた取り組みが重要課題といえます。
【多忙さに見合わない保育士の待遇】
給与に不満を抱く保育士も多数います。
特に、男性保育士にとっては最大の悩みかもしれません…
保育士は子どもの命を預かるため、責任は重いものです。さらに仕事量が多く、残業することもあれば、休日に持ち帰り業務をすることもあります。
しかし、保育士の給与は、一般企業より安い傾向にあります。仕事内容に見合った報酬や待遇を得られないことに耐えきれず、退職する人も多いです。
女性の社会進出や仕事内容から、基準となるものができた当初の時代からは大きく変化があると思います。
求められることだけは高い基準で、待遇処遇については改革がなされていないというのは、やはり問題なのではないかと、個人的には思います🙂↕️
離職率を減少させるには、待遇改善が重要だと思います。
これまでは、保育園内で『子どもや保護者・職員と関わり、子どもの発達・保護者支援・安心安全・居心地の良さ 等々』に尽力を注いできました。
今度は、別の視点・立ち位置からの支援や貢献ができないかと考えるようにもなり、心理学・脳科学・コーチング・キャリア等についても学びを進めております。
保育士から独立起業し活動を始めたのが、昨年の春。
まだまだ駆け出しではありますが
・私は未来、子育て中の親御さんや保育士さんがもっと自分らしく笑顔で日々を過ごせたり、コミュニケーションで悩まず、心から繋がれる世界を作りたいと思っています。
・27年の保育士経験に基づいた「安心感のあるコミュニケーション」を提供することができます。
・親御さんや保育士さんの悩みに寄り添いながら、子育てや保育の現場での具体的な悩みを共感しながら、的確にサポートできたり、どんな方でもリラックスして話せる環境を作り、悩みや課題をスムーズに整理する力があります。
・私のサポートを通じて「子育ての不安が軽くなる」「保育士としての自信を深められる」「自由な自分らしさを取り戻せる」ということが可能です。
まずは、そこからスタート。
そして、保育業界（処遇や待遇・働き方 等）にも関われるように…
そう思っております。
『変わる』ために『変える』のか
『変える』から『変わるの』のか
『変わりたい』と思うのであれば、どちらが先でもOK👍
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