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40年以上前のお風呂周りは怖い

ブログを読んでいただいている方々、ありがとうございます!
代表取締役の平山正訓です!

10月から新しいリノベーション現場がスタートしました!
築50年くらいの住宅なので、諸々と直すところがいっぱいです。

さ〜て解体だ!と意気込んだものの、いつも頭を悩ませてくれる存在が・・・

お風呂!

ここで言う悩ませてくれるお風呂は、
昔ながらの在来風呂というモルタル下地+タイル張り仕上げのスタイルです。
ユニットバスの解体よりも単純に倍くらいは労務量のあるお風呂になります。
簡単には壊れてくれなくって、手間も処分費も高くつきます。

とはいえ、まぁそこは頑張ったらできることなので大きな問題では無いのです。
問題は解体した後です。


浴室跡 土台が朽ちて無い

1980年代に建った住宅ってまだまだユニットバスが普及されていない時代でしたので、在来風呂が圧倒的に多いです。
タイルの目地や隙間から水が染み込んで、土台や柱の下部、断熱材までボロボロになっていることが半分くらいの確率であります。

こちらの物件もそのパターンで、土台がほとんど朽ちてしまっていました。
お客様にも見ていただき、是正処置を取らせていただきます。

こういう事例は今までにもたくさんありました。
事前にお客様へは解体してみて判明することがあることをしっかりご説明させていただき、工事へ入らせていただいております。

ただね、まだこちらの物件はマシなんです。
理由は「蟻害」が非常に少なかった点です。
シロアリですね。

シロアリがやってきて土台周囲を食い散らかす。これはお風呂周囲だけに限らないんです。もちろんシロアリは湿気あるところが大好きですが関係なくどこでも食べます。
今回はお風呂周囲だけが朽ちておりました。
蟻害がもっと侵攻していたらお風呂周囲だけの被害では済まないですね。


と、言うことで本日はお風呂解体の後に起こりうることを書かせていただきました!
現在お住まいのお家が在来風呂の方で、もしもリフォームをご検討でしたら
こういった事例が存在することを知っておいてもらった方が良いかと思います!
再度書きますが、私の経験上では
「約半分」
の確率で腐朽しております。ある程度の余裕を持った予算でリフォーム・リノベを進めてくださいね◎


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