自分の後ろ姿
本当の優しさってなんだろう?
「憂いに寄り添う」という言葉を聞いて
暗闇の中をひとりで歩く自分の後ろ姿があった
幼少期から安心と心地よい居場所が欲しかった
ずっとそれすら分からなくなってた
苦しい時期になんて言って欲しかった?
苦しくて辛いんだね
無理しなくていいよ
側に寄り添うから安心して
あなたはここに居ていいんだよ
それを言ったら甘えてしまうと思うから、
突き放されてきた
だから現実がより苦しかったんだと思う
助けを求めても突き放されるんだって
行き場のない黒いものを大きくしていった
それで前に進もうとしても壁に何度もぶつかって
その度に心が引き裂かれて
自分を責めて責めてきた
今ようやくこの苦しみを感じることができた
涙が溢れてきた