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勝手に教育改革(高校版)

おじさんは自分の高校時代を思うのです。
ああ、不毛な時間だったと。

おじさんの高校は県で一番の進学校だった。
正直、授業についていけなかった。
難しい内容を難しく説明する授業だった。
友達はみな塾で勉強していた。塾が勉強の中心だった。
担任教師はおじさんという個人には興味がない様子だった。
おじさんが無断で早退しても何も聞いてこなかった。
面談では希望大学と学力の話だけ。
ああ、今更ながら言いたい。
高校って何だったんだよ。

だからおじさんは教育について考えている。
大事な若い時期、不毛な時間を子供たちに過ごさせていいのだろうか。
もっと生き生きと学び、将来に向かって力強く歩むことを教えてくれる教師の価値と子供一人ひとりと向き合った教育。
そんな「大教育時代の到来」を待ちわびて。

高校時代は青春を謳歌する時期

高校で学んだことで今役に立っていること、考えてみたが思い浮かばない。その後独力で学び続けた英語くらいか。
自分にとっていかに普通高等教育が無駄だったかを今になって理解できる。

【技術習得教育】
おじさんは思う。
普通教育は中学校まででよろしい。
学んでおくことが普通ならそれは義務教育内でするべきだと思う。
でなきゃ、中卒組は普通なことを学んでいないことになる。
そんなのダメだろう。
高等教育はあくまで専門教育であるべきだと思う。
自分の将来像に必要な専門技術を習得するための教育、それがこれからの高等教育「専門高等教育」。

自分にとって必要な技術を学ぶのだから、複数校で兼学することも自由。
将来像と違ったと思ったらすぐに軌道修正できる転学、退学の自由。

専門教育なのだから各分野ごとの大会があってもよいと思う。
高校時代から、ロボットコンテストや料理、ファッションコンテスト、太陽光自動車コンテスト、いろいろなコンテストで技術を競えば面白いと思う。

【ゆとり時間】
普通高等教育を止めることでだいぶ時間のゆとりが生まれるはず。
ただこのゆとりはただのゆとりではありません。
なぜなら、子どもたちは小中学校で既に明確な将来像を持ち、空いた時間をどう過ごせばよいのか学んでいるからです。


また、アルバイトによって資金獲得ができるため、趣味が広がり、スポーツを通した基礎体力作り、楽しい異性との交流(健全)もできます。
これは簡易的な社会活動の経験が詰めるということ。

技術習得のめどが立てば、就職活動にも取り組むこともできます。

つまるところ、高校時代は将来に向けて青春を謳歌する時期なのです。

おじさんのように不毛な時間を費やす時期ではないのです。

【卒業後に成人】
小学校から議論中心に成熟した人間性を獲得するのですから、18歳で成人としたらいいと思います。
選挙権、被選挙権を与え、その若い力を積極的に政治へ向かわせましょう。

卒業後即結婚もありです。
そのためには授業に良好な結婚生活、伴侶との意思疎通について学ぶセミナーなんかもあるといいですね。

ビジネスを立ち上げる人向けのセミナーも欲しいところです。

もちろん、社会への繋ぎを果たすコンサル会社も必要です。
子供の七、八割はこの過程で社会に出るとよいと思います。

学歴は目的ではありません。
あくまで自分の将来像に向けた手段の一つにすぎません。
大学へ行って遊ぶのではなく、高校時代に青春を謳歌し、習得した技術をもって社会へ出るのです。

人生は有限。
終わりがあるのですからスタートは早いほうがいいのです。


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