勝手に選挙改革(47歳おじさん編)
おじさんは思うのです。
政治がごちゃごちゃしていると。
だから勝手に選挙改革案を妄想してみました。
国民皆が生き生きと生活できる日を夢見て。
選挙制度の問題点
おじさんは辛いのです。
すべてに同意できる政策を掲げている候補者がいないことに。
この点はあの人、でもこの点はこの人。
自分の意見をすべて体現してくれる人はいないものか。
探したけど…おらんかった。
それで思ったのです。
これはもはや選挙制度自体に問題があるのでは?と。
いろいろ問題を考えてみると…
選挙区に投票したい候補者がいない
選挙区で1票の格差がある。
自分の1票で変えられない現実(組織票しか勝たん)
そもそもその政治家がどんな人か知らん。
落ちたはずの政治家が比例で復活しとるやんけ。
政治家の実績がまったくわからん。
考えれば考えるだけ無尽蔵に出てきてしまうからこのへんで。。
選挙の目的
主権者である国民の意思を政治に反映させること。
おじさんは恥ずかしながら自分が主権者だと感じたことがないのです。
自分の意思が国政に反映されたことなどないから。
政治家の人と話す機会すらないから。
これはおじさんだけなのだろうか?
他にもいるのだろうか?
選挙の種類
国政選挙(衆議院は小選挙区&比例代表、参議院は都道府県別&比例代表)
地方選挙(知事、市区町村長、都道府県議、市区町村議他)
おじさんは国政選挙が好きなのです。
でもさ、あまりにも選択肢が少なくないかい?
選挙区に各政党から一人しか出てないんだが?
そんなの政党を選ぶことと同じじゃん。
なのに、さらに比例代表で政党を選ぶことになる。
これ、誰も変だと思わないのかな、おじさんだけなのかな。
それにさ、落選した政治家が比例で復活って、なんじゃそりゃ。
比例代表制って大きな政党の偉い人が必ず当選するために作られたのかい?
それは民意と言えるのかい?
選挙改革の5本柱
おじさんは考えるのです。
もっと選挙が面白くならないかと。
もっと自分の意思が反映されてるって実感できないものかと。
もっと国民の望んでいることが達成できないものかと。
いろいろ考えた結果、おじさんはなんと選挙改革案を提案してしまいます!
国政選挙の選挙区撤廃
供託金なし枠を作る
選挙プラットフォーム
政策討論会の義務化
ズルをなくす
本当は3本にまとめたかった。かっこいいから。
でもどうしても5本になったしまった。
なってしまったものはしょうがないから頑張って説明する。
1 国政選挙の選挙区撤廃
全国の候補者から5名くらいに投票する
比例代表制の撤廃
地方分権の確立
おじさんは不思議だったのです。
国政選挙は国全体のことを考える選挙。
なのに政治家は地元からしか選べない。
おじさんは国政選挙は日本で一番よい政治家に投票したいのです。
でも一人に絞れる自信はないので5名くらいに投票できるとありがたいのです。
それに全国区にしてしまえば、政治家ではない政治屋さんが票を計算してあれこれ暗躍できなくなるのです。規模が大きすぎるので。
全国区にしたら小さな政党でもしっかりとした候補者を数名立てれば議席を確保できるはず。なので民意に逆行する比例代表制は撤廃してしまいます!
でも、これを実行すると国会議員と地方との結びつきはなくなってしまう。
さすがのおじさんでもそれくらいはわかるのです。
なので、地方のことは地方に任せましょう!ということで地方にどんどん権限を委譲して地方分権を進めてしまいましょう!
国政選挙は国全体を全国民で考える選挙。
地方選挙は地元のことを地元民で考える選挙。
地元のことは地元民で考え未来を創る。
うん、わかりやすい。
おじさんはシンプルなことが好きなのです。
ただ、地方分権を進めるなら外国人の参政権には慎重になるのです。
だって、中国とかすっごい人口の多い国から人口の少ない日本の市町村にドカッと移住してきたら大変ですからね。
もし認めるんなら選挙区の全投票権の5%を超えない分を抽選で与えるとかにしたらいいんじゃないかな。
いや、でも逆に30%とかにしたら、国民みんな危機感持って選挙に参加するようになるのかな笑。
2 供託金なし枠を作る
供託金なし枠はネットによる予選勝ち抜き制。
候補者の政策は政策ごとにYes、Noでデータ化する。
投票者は人にではなく政策ごとに投票する。
候補者のうちもっとも民意と合致した一定数が決勝戦進出。
勝ち抜き候補はネットで演説、質疑応答後に決勝戦。
おじさんは選挙にエンタメを入れたいのです。
もちろん政策を中心にした真面目なエンタメです。
そして、お金がなくても高い志をもった未来の大政治家を発掘したいのです。
だからネットで政策だけを争点とした予選を行うのです。
民意と合致した候補者が選ばれ、その中からネット演説や質疑応答を通して個人と政策の詳細を知ってもらい、決勝戦を戦うのです。
供託金なし枠はある意味、民意に最も近い候補者になるかもです。
そして選挙本選で供託金あり枠の強者と選挙戦を戦うのです。
おじさんはもっと選挙を楽しくしたいのです。
選挙はお祭りなのです。
個人の批判とか失敗の追求とか心を暗くするような論争はおじさんは好きではないのです。
楽しく政策を語り合いたいのです。
明るい日本の未来を語り合いたいのです。
3 選挙プラットフォーム
選挙にかかわることを一挙に集めたWEBシステムを作成する。
候補者情報がすべてデータ化され、自由に抽出できる。
候補者は政策ごとにYes、Noで答え、国民は自身の意思に最も近い政策を持つ候補者を抽出できる。
候補者は独自に作成したプレゼンを動画投稿できる。
AIにより誹謗中傷の類は削除される。
おじさんはめんどくさがりな人間なのです。
なので、情報は一か所に集めてほしいのです。
あらゆる情報が集まる選挙プラットフォームを希望するのです。
建設的な政策議論ができるチャット部屋なんかもあっても楽しいかも。
楽しさが失われないよう、AIに管理させてしまうのです。
4 政策討論会の義務化
候補者は候補者同士の政策討論会への参加を義務とする。
有権者は特定の候補者に討論会への出席を要請することができる。
政策討論会では政策について話されるべきで、スキャンダルについては取り上げない。
候補者は討論会とは別に国民との質疑応答に30時間以上費やさなくてはいけない。
おじさんは多くの政治家の話がよくわかりません。
話を聞いていると頭の中に霧が発生してしまうのです。
政治家のお仕事は国民を煙に巻くことではなく、わかりやすい言葉ではっきりと説明すること。
それが政治家の力だと思うのです。
それができないなら、政治家ではなくブレーンになればよいと思うのです。
よいブレーンがいることも候補者がアピールできる要素になるのです。
5 ズルをなくす
投票時に「私は確かに自分の意思と責任に基づいて投票します」「投票に関して金品を受け取っていません」にチェックを入れる。
本人の意思を確認できない場合は、後見人が本人を利すると思われる候補者に責任をもって投票する。
全選挙会場と開封会場に監視カメラを設置する。
ズルをする投票者は厳罰。
選挙って民主主義の大黒柱です。
大黒柱が腐ってしまったら日本は崩れてしまします。
選挙は権利なので楽しく権利を行使したい。
でもズルをする人がいるとその熱が一気に醒めてしまいます。
選挙のズルは日本を崩壊させます。
ズルを完全になくすことはできないと思いますが、「ズルはできないんだ」という風潮が出来上がるまでは厳しい方法が必要かなと思います。
まとめ
選挙は祭り。楽しく未来を語りあう場。
候補者は国民との対話を避けちゃダメ。握手だけで票を稼がないで。
まずは政策ありき。国民も語り合い、皆で成長しよう。
祭りが醒めるズルをなくしていこう。
おじさん、選挙が楽しくなることをずっと願っています。
皆が自分の意思が反映されていると思える選挙、自分に主権があるんだと実感できる選挙、そんな選挙になれば国民には活力がみなぎります。
別に政権が安定しなくてもいいじゃないですか。
別に失敗したっていいじゃないですか。
挑戦し続ける国民、失敗も次の成功に変えてしまう楽しい選挙文化を持つ国民。
そんな国になればいいなと。
それが47歳おじさんの思いなのです。