新しい水夫の時代

姪っ子が遊びに来て
泊めてあげたSさんの
ブログへの感想

新しい水夫の時代

「新しい海には新しい船で 新しい水夫が乗って」漕ぎ出すと書いた

自分たちの科学技術信仰と経済的な豊かさの追求と豊かさで幸せを求めて生きようとすることで、現代の食文化は破壊的な状況に陥る

一見真っ当な思想の賜物であるのだが 僕はもう何も意見をいうのはやめにした

そんな社会に小言をボヤいて 頭がボケないように 鍛えながら あと十年 生きていきけたらいいだろう

豊かな食事・豊かな環境

『減塩』とみんなにいくら言って回っても 直面しないと誰も振り向きもしない

環境関連の仕事からも引退したし 今はもう知っている顔ぶれも消えつつあることもあって 結局はしっかり受け継がなかった自分たちの力不足であり 新しく受ける側も満たされていてオトボケだ

何が悔しいかって 「新しい水夫が気の毒」なだけ

今の世代の人

世代を飛び越して話を聞くのは楽しい

学ぶ人は 豊富な知識と作られた筋書きの上を歩んでいるので ある意味では面白味がない学生生活を用意されている

コロナの時も反乱さえも起こさない

日々を愉しむにも レストランメニューのような筋書きが用意されて 大学の入学式卒業式でも親が来て 綺麗な背広や服を揃えてもらっている

ボクの大学時代のように下駄とGパンで入学式に行くやつはいない

成績にしても 家に送付されるのが常識で そうでなかった過去を話しても驚くというより そういう時代に関心を示さない

情報が十分にあり知識が豊富であり 何でもよく知っている

社会学や経済学ってのが人気らしく そういう知識で社会をしっかり観察している

そんな環境で自分たちの今が完成されていているので面倒臭いことを言う周囲には興味を示さない

四十数年前は、社会学なんていう新しくでき始めた学科や経済学部が人気だが そこは落ちこぼれか ノンポリのどうでもいい奴が進学するところだった時代だ

そこに進学した人が今の社会の基盤に方向性を吹き込んで そのように土台自体がすっかり姿を変えてしまった

今の子が正しいとか恵まれているとかをいうまえに (いつの時代も)まあそんなもんなんだ・・と認めている

高校を卒業しても大学生が高校生みたいに授業を受けていく姿を見ると ある意味では大学生の標準化で子供化な面がある

若者が未熟でそのまま社会に出る心配は どんな時代にもあったにしても 手取り足取りで育った(知識な豊富な)子が会社に来ると 扱いにくいだろう


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