今日から使えるサメの雑学編② 〜サメとエイって何が違うの?〜
一つ前の記事ではチョウザメとサメの違いについて紹介させて頂きました。名前にサメとついているのにサメじゃない生き物がいるんですね(笑)
一つ前の記事はこちら!
多分一つ前の記事を読んでくださっている方の中には
「え!?サメとエイって同じグループなの?」
って方もいらっしゃったと思います。
そこで今日はタイトルにもあるようにサメと同じ軟骨魚類というグループに属するもう一つの生き物「エイ」との違いについてご紹介致します。
皆さんは昨日の記事でサメの姿はイメージできたと思いますが、エイの姿はイメージできますでしょうか。
水族館で空飛ぶ絨毯のようにひらひら泳いでいるこいつです!なんだか不思議な形をしていますね。
どう見てもサメと同じ仲間には見えないんですが
こいつも骨が軟らかい「軟骨魚類」。立派なサメの仲間なんです。
ということで、まず初めにクイズを一問出した後にサメとエイの違いについて書いていきます!
○サメなの?エイなの?どっちなの!?
そこで今日はまず初めに皆さんに問題を出そうと思います。
問題!
「この魚はサメでしょうか?エイでしょうか?」
(出典:市場魚貝図鑑)
体はサメっぽいけど頭はエイっぽいですね(笑)
ちなみにこの魚の名前は「サカタザメ」です。
名前にサメがついていますね。ということは、、、?
正解は「エイ」でした!
「いやいや、わへをさんちょっと待てよ。名前にサメってついてるじゃないか。」という声が聞こえてきそうです(笑)
そうなんです。軟骨魚類にもサメと名前についているのにサメじゃない生き物がいるんです(笑)
ややこしいですよね。
でもサメとエイの違いを知ってればドヤ顔で「これは〇〇だからサメだよ。」と説明することができます。
サメとエイの見分け方はそんなに難しくないので早速ご紹介致します。
○サメとエイの違い〜エラの穴の位置〜
サメとエイの違いはエラの穴の位置です!たったこれだけです!(笑)
サメのエラの穴(鰓孔とも言います。)は体の側面についています。
一方で、エイのエラの穴は体の下(裏側)の部分についています。
○まとめ
ということでサメとエイの見分け方をまとめます。
・エラの穴の位置が違う
エラの穴の位置が体の横であれば「サメ」、体の下(裏側)にあれば「エイ」です。
見た目は全然違うのに、意外とシンプルですね(笑)
水族館などでサメやエイを見る機会があれば、是非一度エラの穴の位置を見てみてください。
ちなみに冒頭に出したサカタザメの仲間にシノノメサカタザメという種類がいます。
(出典:Wikipedia)
なかなか可愛い容姿をしてますよね(笑)
この子は「美ら海水族館」や「海遊館」、「サンシャイン水族館」など
全国の有名な水族館で飼育されています。
水族館でこの子を見かけた際は
「あいつ!名前にサメってついてるけど実はサメじゃないんだよ!」って言ってあげてください。
チョウザメにしてもサカタザメにしても人間に勝手にサメと名付けられてしまったためにいちいち名前を否定されるなんて可愛そうです(笑)
お魚本人(本魚?)は何も思ってなさそうですが(笑)
最後まで読んでくださりありがとうございました。
🦈わへを🦈