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いよいよ、プレのプレオープニングWAGYUMAFIA REPUBLICとTERUZUSHI TOKYOのこと

2ヶ月集中で取り組んだ新プロジェクトの内装の8割が完成した。2割は細かな点で、ここかはコロナの関係で機材到着がまだ見えていないなど、様々な要因で遅れているものだ。ストラクチャー部分は、どうにか連携性を持っているので安堵している。午後にはベルリンから新しいMIXが届く、ALEX FROM TOKYOからだ。設置したばかりのスピーカーから音を流す。音の種類を聞き、空間とのバランスを考えていく。音が見えてきたら、次は照明だ。すべての照度を整えていくのだ。

照寿司の渡邉さんも到着して、一緒に細部の引き渡すのチェックを行う。今の店は親父から譲り受けたから、一から作ったお店は初めてという。初めての取り組みだからこそ、今までの寿司屋ではない新しさを入れないといけない。僕なりの答えがWAGYUMAFIA REPUBLICというワーディングにある。ここに誕生したWM BY WAGYUMAFIA, 日本酒バーのYATCHABAR, そしてTERUZUSHI TOKYO、その中にあるシークレットな町寿司SUSHIMAFIA。ここはREPULICという名の大人の遊び場なのだ。

それはWAGYUMAFIA DISTRICTを作ったときから思い描いてことだ。一箇所でホッピングできる贅沢さ。昨今移動してハシゴするという時代は終わった。同一地域で、ぶらぶら出来るのが最高だ。長いお客さんだと6時間は滞在する、一番長かった人だと10時間。そんな新しいゲストのライフスタイルを作り出したのがDISTRICTだった。

スペースとしては極小だが、個人的に大切に作ったのがYATCHABARだ。初めての日本酒限定のバーとなり、そしてアテがちょこちょこ出る居酒屋となる。友人のリカルドが最高のオリーブオイルを届けてくれた。ここは自宅のキッチンツールを少しづつ移動させて、完成させていこうと思う。デザインを一緒にしてくれたJAMOの高橋さんと神戸さんと一緒に初めての日本酒をあける。注ぐのは木村硝子で選びまくった3つの杯。冷えた日本酒がこれまた旨い。

いよいよプレのプレオープン、いつもどおりグランドオープンではなくプレのプレオープン。僕ららしく半年かけてゆっくりとチューニングしていきたいと思う。照寿司にとって初めての東京進出、何よりもそれが嬉しい。このWAGYUMAFIA REPUBLICから多くの新しいゲストに出会えることを楽しみにしている。


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