見出し画像

2024年どうもありがとう!

あっという間の一年だった。今年も走りきった。現場に1/3は現場に出て、そして1/3は海外で過ごし、そして1/3をしっかりとクリエイティブと自分の時間に当てられたと思う。40代も後半戦になって、いろいろな故障が出てきた。無理をするとその結果が体が教えてくれるというそういう年になってきた。朝のトレーニング、そしてストレッチ。それに加えて首の故障からフィジオとドクターチームも新たにしたことで、また自分の体を見つめるスタンスが変わったことが大きな学びだ。よちよち歩きだったら娘は走り回り、2か国語をカタコトながら話し理解する。延べ90カ国を旅をしてきた彼女がどういうふうに成長していくのかをみているのが毎日の楽しみだ。日課となっているお風呂からの絵本の朗読、反応が全くないときに読んだ本を奥の方から探してきて、再読するとそのときの感動を思い出すのか言葉にして返してくれるのがとても嬉しい。妻とのデザイン業務も多岐に渡って色々と取り組んでいる、友人より紙のパートナー候補も紹介してもらったので更に加速できるような気がする。どんなに忙しいときでも娘を両親に会わせにつれていくという家族思いの彼女と一緒に生活できていることがとてもありがたいことだなぁっと思うのだ。

WAGYUMAFIAは来年更に飛躍する。今年リリースしよと取り組んでいたものを更にブラッシュアップかけて、そしてアドオンでもうひとつプロジェクトを増やしてリリースから楽しみだ。WM BY WAGYUMAFIA以来、初のフラグシップがこの東京に誕生する。WMを作ってから、サウジや長崎も作った。ワールドツアーも数百回はこなしただろう、そこで出会った人とのご縁、自分なりのクリエイティブで感じたこと、演者として監督として、そんな全てを込めたのがこのプロジェクトになる。そしていよいよあの大陸でのプロジェクトがリリースとなる予定だ。とにかく長かった・・・、ロンドンでのオープン間近にコロナにおそわれ、そしてブレグジットに。大陸を移動させる形で動かしてきたが、ようやく今までの地道な歩みが結実に向かっていくフェーズに入っている。スタッフ数も過去最大となり、元経営者なり、ホテルでみっちり仕事を教わってきた料理人なり、サウジのGMをしていて毎回自腹でツアー参加してくれた友人であり・・・もう本当に多国籍でワクワクする。

昔はこの時期は海外でゆっくりと日本を忘れて自分の世界に入っていた時期だ。この数年はこの時期は常に日本で現場に入る生活をしている。久しぶりに来てくれた友人がいる一番最初の赤坂の永山ちゃんとのWAGYUMAFIA、そのオープン直後に来てくれた友人だ。僕がまだキッチンに立っていないときからずっと見てきてくれた友人だ。「両親を連れてきて本当に良かった、やっぱり分かっていたけどあなたたちは最高よ。」と笑顔でハグをする。もうひとり、その時代から僕らのことをみてくれているゲストファミリーがいる、営業終わりに内緒でその人のお店に顔を出す。もちろん彼らは自宅に戻った後だったのだが、すぐに戻ってきてくれて大笑いでの飲み会となった。僕らがたった1店舗だったとき、スタッフも2名だったときから支えてくれている人たちだ。この仕事がどの仕事よりも一番最高なのは、こういう瞬間を積み重ねられるからであろう。

2025年も多くの感動をともに体験できるように、舞台を創り、そしてしっかりとショーを重ねていきたいと思う。コツコツと丁寧に、人の心にと届く仕事を。

いいなと思ったら応援しよう!