朝食会という名のビルドアップ
朝一のチームビルディング。今月も朝食会の時間がやってきた。定番メニューも増えてきているが、新しい食材と新しい料理にチャレンジするという大切な時間だ。この朝食会のおかげで、スタッフの生産者、食材への認識もかなり上がってきたと思う。どうしても生産の現場に行けないスタッフにとって、キッチンを通して生産者の想いに触れるというのはとても大切なことだ。今日も前回に引き続き、八女の本玉露チームにご協力していただき、ティーペアリングをサーブさせていただいた。自らがお茶を準備してサーブしていくというのはまた格別なものだ。
日頃からお世話になっている料理人の方もいらした。僕は普段はカウンターに座って食事を頂いている側なので、またその立場が逆になってみることでみえるものもたくさんある。とても光栄なことだなぁっといつも思うのだ。この朝食会は来るべきオーベルジュに向けた取り組みであることは、何度か触れてきたことだ。今、オーベルジュ計画が動いていて、そのデザイン段階に入っていることもあり、より実践的なフェーズへと移行しようとしている。だからこそ、プロの目線というのはありがたい。
この朝食会も新しく作ったWAGYUMAFIA DISTRICTのオープンキッチンがとてもファンクショナルに使えることで実現できている。日々のオペレーションではWAGYUMAFIA THE BURGERとしてバーガー専門店として展開している空間だが、朝の光とともに立ち込める外苑の雰囲気が朝食会に似合っているのだろう。不思議とこの界隈には朝食をサーブするレストランが数多く存在する。少し早起きすると出会える食材たち。チームビルディングとは料理やオペレーションの向上のみならが、その精神を共有していくスピリッツシェアリングの時間が大切だと思っている。僕らに大切な素材を届けていただいている生産者の方々を代表する意味でも、WAGYUMAFIAチーム一同、丁寧な時間を演出できるように引き続きチャレンジしてきたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?