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韓国焼肉イベントを開催して、フォーマット化の重要性を思う

韓国焼肉第二セッションである。WAGYUMAFIAのイベントの作り方はまずはお題が与えられて、そこを徹底的に深掘り、そして芯出しをしていくという一連のルーティンだ。このフォーマット感というかステップ感にハマれば、リピートイベントとなる。フォーマット化されれば、自分たちも理解ができて、なおかつゲストにも伝えやすい。だから僕はこの作業を徹底的にこだわって作っていく。例えば僕と井崎さんと開催している妄想喫茶というイベントは、もうすでに2年以上の開催が続いている長期レギュラー企画だ。これはまず僕と井崎さんというユニットがあって、その二人が妄想した喫茶店というのがベース、昼は辛さが選べる和牛カレーと井崎さんのヒヤリング付きのライブブルーイング、そして夜はステーキが選べるステーキセッションとサイフォンで淹れるコーヒー、前後にトークセッションが着いていて、最後にエンディングトークとコーヒー豆などが買えるというそういうフォーマットになっている。このフォーマットは照寿司TOKYOでも踏襲されていたりして、僕にとって好きなフォーマットだ。

韓国セッションは、ロストルにキムチとナムルという定番。それを韓国ハーフのスタッフがしっかりと自家製で作り込んでいく、WAGYUMAFIAが封印していた韓国焼肉を表現するには、日式焼肉の最高峰と韓国焼肉の融合を目指さないといけない。どちらかに触れすぎても面白くない。基本路線は韓国で、そこに日式なテイストも入っている。例えば今回生まれたのはビアボムだ、それがマッコリではなくてどぶろく、そしてクラフトビール。ソジュではなくて、本格焼酎で・・・というそんな具合だ。そして冷麺も韓国のものと、盛岡冷麺を選べるようになっていたりと工夫された形になった。

直火で焼くシマチョウは最高だ。それも尾崎牛のシマチョウなので、全く胃もたれしない。元々超有名店に連れていってもらって、数時間かけて食べた割には肉質が全然ピンとこなくて重い肉だなぁっと思ったのが、このイベントを本気でやってみるきっかけになっている。これだけの肉なので普段は塩のみで食べることが多いのだが、それを特製の塩ダレで揉むとそりゃ旨い。しかもロストル限界までのシマチョウをドカンと入れて強めに火入れしてから、ガツガツとハサミで切っていくから最高だ。焼肉はやっぱり元気になる、ちょうど長い暗闇の時代から抜け出して、世の中に不死鳥の如く戻ってきた友人とも久しぶりの乾杯をして、最後はなぜかXジャンプして終わるというサプライズ付き、そういえばこのフォーマット化という話はX JAPANを見ながら思いついたんだということを思い出したのだった。さて、次回は8月25日開催、毎月一回ベースの開催で熱い韓国の夜を再現していきたいと思う。


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